※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
福井・小荒島岳(西斜面)&経ヶ岳(敗退)ツアー
2006年2月4日

福井の山は厳冬期の雪が多い時に行かねばと、記録を見かけない小荒島岳西斜面と、経ヶ岳(敗退)でパウダーを堪能してきました。

小荒島岳西斜面は、昨年北斜面を滑ったとに良さそうと狙っていたルート。新雪の下に先日の雨のためか、アイスバーンがたまに顔をだす微妙な雪質でしたが、杉と針葉樹の疎林をつないで程よい中急斜面を滑ることができ満足の1本となりました。このルートはお勧めです。
(レポート:橋本、写真:宮崎、橋本)

1日目:
佐間公園林道入口 8:12 = 8:45 勝原スキー場トップ 9:45 - 11:50 シャクナゲ平 12:40 - 13:00 小荒島岳 13:10 - 16:25 佐間公園林道入口
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2日目:
六呂師スキー場リフト乗り場 10:00 - 11:00 スキー場トップ - 11:45 林道出合 12:40 - 13:10 宿谷川林道交差 - 15:00 杓子岳南尾根1200m - 自然の家 - 六呂師スキー場下 16::55

※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。

<1日目>
下山場所の佐間公園林道入口に車をデポ。除雪はここまでであった。勝原スキー場に移動し早速スキー場トップへ移動。

大雪予報の天気とは裏腹にたまに青空も顔を出してくれる。
dsc03262.jpg   右奥には小荒島岳が覗く

 
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dsc03284.jpgたまの青空

 
dsc03296.jpg dsc03303.jpg シャクナゲ平まで立派なブナの森の尾根を歩き高度を稼ぐ。

先日の雨のためかところどころアイスバーンになっており、登りにく時間がかかる。

シャクナゲ平はあいにくの天気。
昼飯のついでに雪を掘ると不思議な雪の層。
50cm新雪の下に、密度の薄い水分を多く含んだ雪の層がちらほら。先日の雨だろう。斜面によってはこれがアイスバーンになっているのだ。
シャクナゲ平から小荒島岳までシールで歩く。
日本海側からの雪風で木は樹氷になりかけている。

小荒島岳の北東面は雪庇が発達しており要注意。
南西の開けた斜面を滑る予定だったが、新雪の下は硬いアイスバーン。

北西尾根を降りて新雪が深いであろうことを期待して沢沿いに滑り始める。若いブナの森である。

沢芯は底のないパウダー。
しかし広い斜面はパウダーの下にアイスバーン。
楽しくむつかしい。
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imgp0606.jpg GPSでも確認しながらベストルートを選んでく。
980mで林道に合流。
すると良さそうな疎林の杉の森。
アメリカ・カナダの風景みたいだ。

林道を南に移動。
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眼下には大野市の平野が広がる。
いい景色だ。

良さそうな急斜面からドロップイン。
福井の山でもぱふぱふだ。
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素晴らし斜面に奇声を上げながら
パウダーを堪能。

たまに底のアイスバーンでやられたりもしながらだが。
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斜面と地図を確認しながら、ベストルートにパウダートレースをつけていく。

気持ちいい。

荒島養魚の釣堀に出ると、後は林道をトラバースしてデポ地点に戻る。
パウダーと最高のルートを見つけて大満足。
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dsc03462.jpg   雲の奥に経ヶ岳がある

 

<2日目>
厳冬期の経ヶ岳にチャレンジと計画は良かったが、
朝寝坊し、下山地点の白山神社に車をデポした後に、
忘れ物を取りに戻り出発は10時。

出発時点で既に敗退確定。
目的地を杓子岳までに変更。

六呂師スキー場トップまでリフト利用を考えていたが、
上部リフトはゲレンデに大きくクラックが入っているため運休中。
リフト脇の林の急登を膝下ラッセル。
1時間余計にかかることに。

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dsc03509.jpg   林道までの尾根

 
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スキー場山頂から尾根を林道までラッセル。
新雪が積っており予想より時間がかかる。

ここで既にお昼。今日はだめだめモードである。
杓子岳はあきらめ、杓子岳南西尾根1215mを目指すことに変更。ここに辿りつけば車をデポした白山神社に下ることができる。

昼食後、林道を東に行き宿谷川の左岸に取り付き登り始める。
この斜面は更に積雪が深く膝ラッセル。
なかなか高度を稼げない。
が、深いパウダーに急斜面。
すぐ滑りたい衝動にかられるが尾根1215mを目指してがんばる。
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しかし、この斜面のラッセルは思った以上に手強く、
下山の行程リスクも考え、尾根手前1200m付近で杓子岳の快適な樹林帯のボールを滑り、宿谷川を下って最短コースで下山することにする。

まっていた新雪急斜面。
たまらない。
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宿谷川の滝をパスしながら、自然の家まで早足で下って六呂師スキー場に。
迷惑にならないようデポした車を速攻で回収し終了。

杓子岳の斜面は最高に良かった。
次回は是非早起きをして上から滑りたいものである。
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