※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
御岳 濁河川本谷沢登り&MTB回送
2006年7月15日

 
海の日の三連休は梅雨が明けず。エスケープルートの多い濁河川本谷に新商品開発テストを兼ねて行ってきた。御嶽の懐の谷は深く、回送MTBも含めて自然を堪能。1日目晩から大雨・濁流のため2日目はエスケープした。(レポート・写真:橋本、金山)1日目:
巌立渓谷P 8:20 - 二股(兵衛谷) 13:20 - 根尾滝 14:40 - 根尾滝落口 15:25 - 19:00 取水堰2日目(エスケープ&MTB回送):
取水堰 8:00 - 追分(林道始点) 9:00 - 11:00 濁河温泉 11:20 -追分 12:00 - 巌立渓谷P 14:40
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dsc01843.jpg 夜明けの御嶽の壮大な景色
緑濃い山深い台地に2本の深い谷が刻まれている
手前が濁河川本流、山に突き上げているのが兵衛谷だ

 

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<1日目>回送用MTBをデポしに濁河温泉まで上がる。
御嶽の朝焼けを見ながら、この車道からでも十分山深さを実感。今回はメンバーの都合で日程が2日しかとれないことと、雨のリスクが高いため、エスケープルートの多い濁河川本流を選択した。スタートは下島温泉奥の巌立渓谷からだ。
大きな岩盤が立ちはだかる。
岩は独特のブロック状だ。ここら辺の地質なのだろう。
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dsc01859.jpg  駐車場の看板から下り、椹谷を少し下って濁河川本流に合流。直にゴルジュが始る。
綺麗な流れだ。本流は淵が多いため、
泳ぐ沢登りバージョンの完全装備。
詳細はこちらを参照!
曇り予報もなんのその、
深い渓谷に明るい太陽の光が差す。暖かく渓谷を照らし、とても綺麗だ。
冷たい流水からモヤも出てくると幻想的な景色となる。
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dsc01893.jpg  日が射したお陰で、
続々出現する淵は躊躇なく泳いで行く。パドルグローブの本領発揮である。
早いし楽ちん。必要に応じ、後続にゴージュバッグ15を投げ、
引張る&引張ってもらう。
更に楽チンだ。
ここは右壁に取り付き、流れを対岸に飛び込みエディ(岩陰などの流れの緩やかなところ)イン。不安なメンバーはゴージュバッグを使って確保しながら。 dsc01903.jpg 
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さらに続く淵を、パドルグローブゴージュバッグ15を使って泳いで引張っていく。 dsc01919.jpg 
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dsc01947.jpg  dsc01948.jpg dsc01950.jpg    ここは右岸岩盤の間を確保して抜ける。

 
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飛び込んで泳いで、ゴージュバッグ15を投げて進む。水は透き通るように綺麗だ。 dsc01963.jpg 
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しばらくゴーロを歩くと吊橋が出てくる。
根尾滝へ続く登山道だ。
この道は見送り、
少し丈夫の兵衛谷との二股を左へ折れる。
水量は随分少なくなる。少し遊び&撮影しすぎたようだ。
二股まで結構時間がかかってしまった。
先を急ぐ。少し歩くと見上げるような岩盤。
巌立渓谷入口で見岩盤より大きい。
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dsc01987.jpg  天気が怪しくなり、本降りになってきた。
雨をよけながら遅い昼食ととる。しばらくすると雨も上がって出発。
すぐに根尾滝64mが現れる。
大きく豪快だ。
dsc01990.jpg  少し戻り、右岸の比較的ましな急斜面を選んで、背丈より高い熊笹を掴みながら一気に高度を上げる。なかなかしんどい高巻きだ。
岩盤上のバンド帯を伝い少し下ると滝口少し上にでた。
旨くコンパクトに巻けたようだ。滝上は藪が少なくすっきりした渓相だ。
両岸を岩盤に囲まれコケと流木が美しい。怪しい天気もあり、
エスケープ可能な取水堰を目指し先を急ぐ。
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dsc02018.jpg  ゴーロ帯を交えた緩やかな流れが続いた後に
淵と滝が出現してくる。
dsc02023.jpg  dsc02030.jpg12m滝ここは右岸岩盤を確保しながらクライム

 

 

 

 

 

dsc02036.jpg   ここも右岸岩盤をクライム

 

dsc02037.jpg   ここも右岸岩盤をクライム 
dsc02040.jpg  夕方になると雨が降ったりやんだりと怪しい天気に。
日暮れの時間と戦いながら、
全ての滝を直登し先を急ぐ。取水堰についた時にはかなり夕闇が迫っていた。
到着と同時に雨が堰を切ったように、本降りになる。
安全地帯に到着し落着いて晩御飯だ。晩の天気予報は、
曇り朝晩雨で山沿いは強く降る所も。
最悪、ここから林道経由で逃げることが可能だ。
<2日目>雨は降り続いている。
行程を確認すると濁河温泉まで丸一日かかって着くかどうかだ。晩も何回か土砂降りがきていたようだ。
即席ビリーカン雨量計は一晩40mmを記録。
朝食を済ませキジ打ちに行くと川は濁流・増水。
オーバーフローしてなかった取水堰も
濁流であふれている。

悩むことは無かった。
本日は林道で撤退である。
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林道を地道に歩き御岳パノラマラインの追分付近に着く。
ここで、ザックをデポして回送用MTBを取りに、更に濁河温泉まで15kmを雨に打たれながら歩く。気の長い道のりだ。
車は怪しげに我々を見て通過、高地トレーニングのランナーだけが挨拶をしてくれた。
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dsc02075.jpg  濁河温泉のバス停でMTBをゲットし、
巌立渓谷Pまで35km標高差1200mの
深い森のダウンヒルにいざ出発だ。にしても相当怪しいメンバーだ。空荷のMTB下りは気持ちよい。
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dsc02108.jpg  追分でザックを回収。重い。
更に、それなりの長い登りが2箇所もあったのだ。沢登り、林道歩きと疲れた我々には、荷物を背負ってのMTB登りは結構堪える。途中坂を登っていると、1台のMTBチェーンが切れてしまう。なので、道端で休憩がてら残りのワインとつまみを食べて再出発。

土砂降りにも何回も降られながら、
最期の峠を登る。

普段から雨が多いのだろう。
峠は、ツタとコケがうっそうとした緑濃い森であった。
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dsc02112.jpg  峠から下島までは長い長いダウンヒル。
快調にスピードを出し、時には車に追いつきながら爽快に下る。車を回収後、下島温泉ですっきり、郡上八幡でケイちゃんを食べ帰路に着く。充実した、沢&MTBであった。御嶽の森の懐の深さを実感した。濁河川本谷リベンジ、そして更に奥深くにある兵衛谷にも是非行きたいものである。
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dsc02220.jpg <翌日>別パーティーで増水してもいける福井県のウツロ谷に向かうが、前線が予報より南下し沢は濁流のため、播州段ヶ峰の倉谷に転進。
増水の沢を講習を交えながらショートコースで楽しみました。