※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
GW 東北エリア マルチアクティビティツアー
2016年5月3日

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2016年ゴールデンウィーク、東北エリアをマルチアクティビティで遊びつくすプランを計画。 今回、同行するメンバーで選択したアクティビティは、バックカントリースキー、フィッシング、トレイルランニングの3種類。 不安定な天候に翻弄させながらも、残雪期のバックカントリースキーをメインとしつつ、サクラマス釣り、トレイルランニングを取り入れ 非常に充実した4日間を過ごすことができた。

5/3:月山  バックカントリースキー
5/4:日向川 サクラマス釣り
5/5:調整日
5/6:鳥海山 新山北壁バックカントリースキー

レポート&写真: 稲田/高木/佐藤




5/2 午後7:00 神戸を出発。 深夜の高速道路を、睡魔と戦いながらひた走り、早朝のサービスエリアでの朝日を拝む。眠い目をこすりながらもこれから始まる楽しい旅を感じさせてくれる夜明けを拝むことができた。
<DAY1>
初日のアクティビティは月山でのバックカントリースキー。 天候に恵まれ快晴の初日。神戸からの800キロを超える夜間走行の疲れも癒される。
昨年に比べ、月山周辺の雪も非常に少ないようで、スキー客が非常に多く、上部へのアクセスに非常に時間がかかってしまった、、、。 登りだす時点でかなり遅め時間となり柔軟な計画変更を余儀なくされそうな予感が、、、。
天候は良いものの、風が強いコンディション。 今年は本当に雪が少ない、山頂に近い部分でもスキー板をはずして歩く必要があった。 風にあおられながら少し神経を使う。
雪は少ないながらも、スケールの大きな斜面を滑走することができた。この大自然の中を滑る感覚はやみつきになる。
最終的に、この日は、姥ケ岳山頂をまたいで、施薬小屋へ、上部へのアクセスに時間がかかりすぎた為、楽しみにしていた湯殿山の滑走は残念ながら見送り。 計画変更を余儀なくされ残念だったが、様々なリスクを考慮しての決断は間違いないと思う。
<DAY2>
2日目は、釣り。この日は朝からあいにくの雨。午後からの天気は回復傾向との予報を信じて、午前は作戦会議。予報通り午後から天気は回復し、川のコンディションを見て回り、鶴岡市の最上川北側に位置する日向川中流域にポイントを決定。
鳥海山の裾野に広がる美しい田園風景を楽しみながらのキャスティング。ゆうまづめまで、しぶとくキャスティングを繰り返すメンバーしかし残念ながら、誰一人幻のサクラマスには出会えず。
場所をあちこち変えながら、サクラマスとのかけひきを楽しむメンバーをよそに、早々に手持ちのルアーを使い果たした私は、綺麗な河川敷にて、疲労回復RUNで明日に備える。 この時期の河川敷は気候もよく、本当に気持ち良い。 未舗装路を走るのがトレイルランならば、アップダウンはないもののこれもトレイルラン。 言葉の定義はともかく、走るのは気持ちが良い。
非常に綺麗な夕暮れ。 本当に自然の中でのアクティビティは最高だと思える景色を堪能。 明日に期待をしながら、2日目が終了。
<DAY3>
3日目は鳥海山バックカントリースキー(祓川~新山ピストン)の予定だったが、強風と濃霧というバッドコンディションの為、休息日に変更。 予定では、昨年、今回参加メンバーの一人が目の前で見知らぬ人に大物のサクラマスを釣られたという雄物川で、リベンジを計画しており、最終日にはメインの鳥海山(新山北壁BC)という予定だった。しかし天気予報によると、明日が快晴、最終日が雨との予報で、急遽予定変更。 明日メインの新山北壁を目指すことに、この日はその準備にあてることにした。入念なルートの確認と、下山場所である、中島台に車をデポして終了。
<DAY4>
最終日は、早朝トレイルランニングからのスタート。 近郊の低山を1時間ほどジョグで楽しむ。 綺麗な朝日が、出迎えてくれた。宿泊先から一歩外にでると、すぐにアウトドアフィールドがある東北エリアは最高である。
今回のメインイベントと鳥海山・新山北壁バックカントリースキー。 昨日の悪天候が嘘のように晴天、無風。これ以上はないと思える最高のコンディション。私は初めてのチャレンジだが、金山は4度目のチャレンジ(過去3回は、悪天候で滑走できず。)ということで、皆、成功をイメージして胸が高鳴る。
長い登りではあるが、雄大な景色をみながらスキー板で雪山を登ることに辛さは一切なく、純粋に良い汗をかきながら山を登る楽しみを味わえるのもバックカントリーの魅力である。 今回の快晴・無風のコンディションが、その魅力をよりひきたててくれている。
登攀途中、後ろを振り返ると、絶景の日本海が、すばらしいロケーションの鳥海山。人気があるのもうなずける。 この日も多数のスキーヤー、スノーボーダーが、汗をかきながら登っていた。
着実に歩を進め、全員無事に鳥海山山頂に。 ほとんどのスキーヤーがこの山頂から、祓川駐車場への滑走だが、今回はその先の新山北壁の滑走予定。
今回の目的である新山山頂。滑走斜面は、この北側となる。 山頂からはどのような景色が見えるのだろうか?
目的の新山に行くには、一度御鉢状のガレバ場を降りて、 再度、新山に登り返す必要がある。
トラバースが必要な斜面。部分的にアイスバーンの箇所がありスキーブーツの為、慎重な歩行を心がける。
トラバース途中、上を見上げると、岩には鱗のような氷が、この日は、気温が高く、氷が溶けだし、風にあおられ上部から塊が降ってくる。大きな塊が落ちないうちに早々にこの区間を抜けたいが、凍結している足元にも注意が必要で神経を使う。
ガレ場を無事に抜けて、念願の新山北壁からのドロップ。私は初めてのチャレンジで滑走することができた。本当に幸運としかいいようがない。広大な斜面を存分に楽しませていただいた。
同行メンバーも満面の笑顔をうかべながら滑りおりてくる。 今回のメインイベントとして、新山北壁は全メンバーにとって最高の舞台となった。
豪快なロングターンを広大な斜面に刻んでいく。 誰のシュプールもない斜面、クラスト状の雪の表面がサラサラと音を立てながら、スキー板で削られていく。
それぞれのメンバーが、思い思いの滑りを楽しむ。 ゲレンデにもなく、新雪にもない、春特有の雪の感触を存分に楽しめる。ただし調子にのって滑り下りすぎると、下山ルートから外れる為、時々トラバースしながらの起動修正は必要。
2つのメインバーンを滑り終えたとこで、満面の笑みを浮かべるメンバー。今回のチャレンジが成功した証拠である。あとは無事に下山するだけ。
今年は雪が少なく、最初から想定していたが、雪が途絶えところからは、スキー板を担いでの歩行となる。 最後の残雪部分に辿りつき、ここからは、登山道を探しながら、藪こぎのスタート。
スキー板をひっかけながらも、そこそこの勾配の斜面を這い上がる。これも春スキーの醍醐味?の一つ。結局藪こぎは約2時間弱続いた、、。
藪こぎを抜け、登山道を抜けたら、駐車場までの道のり。今回の旅の終わりはもうすぐ。寂しい気持ちと、無事に帰れた安堵の気持ちが入り混じり複雑な感情。
最後は、夕日に癒されながら、自販機で買った冷たい飲み物でのどの渇きを潤す。早朝からの長い旅で、体の疲れもあったが充足感でみたされ、最高の気分を味わうことができた。



■■■ 使用したウエア&ギア ■■■


トップ
スキンメッシュロングスリーブ
ラミースピンドライ
ニュウモラップフーディ

ボトム
スキンメッシュタイツ
メリノスピンライトタイツ
エバーブレスシビロパンツ

ソックス
スキンメッシュソックス5本指
メリノスピンソックス5本指