※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
女子山行 四国 剣岳・三嶺縦走
2014年11月22日

晩秋の11月後半の三連休。finetrackの女子社員4人で山に行こう!ということになり、四国の名峰剣山から三嶺山へのテント泊縦走に行ってきた。
(レポート:甲斐 写真:岩井・新居・中島)

■11月21日(金)
金曜日、早めに仕事を終わらせる予定が、ずれにずれて、20時半にレンタカーを借りて、出発。途中晩御飯を食べたものの、剣山に向かうグネグネとした細い山道に苦戦し、予定よりもかなり遅い、翌朝3時に見ノ越駐車場に到着した。
■11月22日(土)
ほぼ2時間の仮眠を経て、6時起床。朝が明けてきたのは6:30を過ぎたころだった。7時出発の予定だったが、ご飯や朝の準備に手間取り、30分遅れで剣山登山口の剣神社を出発。

歩き始めてまだ少ししか経たないうちから、今年初の雪の残った山道だ。ただ、空気は冷たいものの風はなく、太陽の日の光は暖かく、すぐに汗が流れはじめた。
しばらくして、リフト降り場の西島駅へ。ここから3つのルートに分かれるが、大剣神社のあるルートにした。
辺りの山々がすっかり朝日に照らされる中、トラバース気味の山道を経て、大剣神社へ。
大剣神社の左右の柱には「天地一切の悪縁を絶ち」「現世最良の良縁を結ぶ」と書かれて、思わず、全員でお祈り。神社は閉まっていたが、ご神体である後ろにそびえる大岩が朝日を浴びて厳かに見えた。
大剣神社から標高1,955mの剣山山頂まではあっという間だ。そもそも見ノ越登山口が既に1,420m。500mの標高差だが、歩きやすい道が続くためか山頂までのあっという間感は否めない。
剣山山頂はシコクザサが生い茂り、登山者は木道を歩むことになる。山頂からは360度に広がる四国山脈を見渡せ、東西の山へと続く木道の景色もあいまって、どこの山とも趣きの違う景色を楽しめる。つい、小休憩が中休憩になってしまう。
次のピーク次郎笈の眺めも最高だった。一本細く長く伸びる山道は山の頂きをこえて空に向かっていくかのよう!思わず、「次郎、かっこいいなぁー」という女子的感想を口にしつつ、まずは軽快に下りはじめた。
次郎笈から丸石までは緩やかなアップダウンを繰り返し、つい絶景ポイントのたびに足を止めたため、丸石についたのは、12時を少し回った頃だった。丸石山頂で少し長めのお昼休憩。剣山から歩いてきた道、そしてこれから三嶺へと続く山稜を見ながら、女子4人でのんびりご飯タイムを楽しんだ。気がつけば、45分ものんびりしている・・・。まだ、今日のテント幕営予定の白髪避難小屋までかなりあるというのに!
丸石から次のピークの高ノ瀬までは、登りが少し急で息が上がったが、少し背の延びた笹原の景色から一転して、この辺りでは立ち枯れがニョキニョキとはえ、不思議な雰囲気だ。
高ノ瀬でしばし小休憩。女子4人、行動食という名のおやつが豊富で、ついゆっくりしてしまう。中にはお昼寝まで楽しむ始末。気がつけば、、、、もう14時半!コースタイムでは、高ノ瀬から白髪避難小屋までまだ2時間ほど掛かることになっているし、なんだか日の光がオレンジがかってきた。少し焦りながら、白髪避難小屋を目指した。
白髪避難小屋にようやくたどり着いたのは、1時間20分後の15時50分。高ノ瀬から約4キロ、起伏が緩やかなことや山腹をトラバースする山道に助けられて、思いのほか早くたどり着くことができた。
ただ、空はすっかり夕焼け空で、空気も寒さが一段と増している。約8時間行動した疲れも忘れ、テント設営、水汲みを済ませると、夕焼けから空に星が広がるまで、ゆっくりとした時間の中で4人テントでの女子会を満喫した。
■11月23日(日)
翌朝は6時起床。朝ごはんを食べ、テントを撤収するころには、日もすっかり昇っていた。数日前までの天気予報では天気は下り坂のはずだったのに、昨日よりも爽快は青空が広がっている。
三嶺山が良く見渡せ、名前のとおり、3つの嶺から成り、東西に伸びる山々連なりのなかでひときわ堂々と美しい。
緩やかなアップダウンが続くカヤハギの辺りまでは、朝の冷たく強く吹く風で体温はなかなか上がらなかった。登りでは、寒さを感じないが、立ち止まると途端に風の冷たさを感じる。
いよいよ、三嶺山山頂を目指す登り。傾斜は少しきつく、岩場も一部手を使って登らなければならない場所もあるが、山頂を見上げると、遠目からも目印になるような大きな岩がそびえ、「あーあそこまで頑張っていこう」という気持ちにさせてくれる。
三嶺山到着!が・・・・、ちょうどガスの一団がやってきて。。。ただ、頂上はやっぱりとても気持ちいい。
しばらくすると、ガスも晴れ、剣山から縦走してきた稜線が見渡せた。西の方角を見ると、山頂から伸びる天狗塚や綱附森の山稜が広がり、いかにも気持ちよさげに見える。今度は向こうの山にも行ってみたい。
頂上を満喫したあとは、もう山を下るだけだ。これから目指す名頃登山口への分岐にある三嶺の池とその奥の山荘の景色がきれいだった。
名頃までの雑木林はなかなかの距離があるが、赤いリボンが目印となり迷うことなく降りることが出来た。

予定通り12時過ぎには下山し、女子4人、おやつや食材だけは豊富すぎるほどにザックに詰めてやってきた2日間の山行は無事終えることが出来た。無雪期ギリギリの秋晴れの中、結局、2日間ともに快晴で、見渡す限りの四国山脈の景色に魅了された大満足の山行となった。

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