※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
四国リバーSUPトリップ 那賀川 吉野川
2014年7月19日

少し増水して下りごろになったチャンスを逃さず、四国の徳島県那賀川と高知県吉野川へリバートリップに出かけた。
(レポート:三宅、写真:三宅・山原)

那賀川リバーSUP 2014.07.19
日本列島の広範のエリアに大量の雨をもたらした台風8号による増水もようやく減り始め、徳島県の那賀川も最適水位となった。
昨年下ったときよりも水量が10t/秒以上も多くて、かなりパワーアップしているが、瀬の形に大きな変化はなく、下るにはむしろより良い水量である。
今回は5kmほど下流にコースを伸ばして、水の花から下流の瀞場が長くなる手前まで15kmのロングコースである。
上流にある2つのダムの影響で、水は緑に濁ってはいるが、人口が少ないためか決して汚くはない。
川底の見通しはやや悪い が見えなくはない程度だ。

スタート時は薄曇りでかなり蒸し暑いかったが、程なく局地的な大雨と雷の只中となる。冷たい雨に洗われ、雷鳴に脅されながら、水のカーテンを進んでいく。

コースには、巨大なポワオーバーやドロップはなく、シュートや連続波の瀬ばかりで、SUPにも適している。
しかしエディラインやボイルが強く、中級以上のパドラーに限定する必要はあるだろう。
瀞場は短くはないが流れているので、あまり漕がなくとも前へ進んでいく。
この日のように多少水量が多い方が、この点では快適だ。
フィンをヒットさせるような浅い瀬もほとんど無い。

天候の関係でアユ釣りは皆無。
しかし、普段から多くは無いらしい。

非常にバランスの良いコースであり、機会を作って、何度も再訪したいと思った。
※今回下ったエリアは台風11号で甚大な被害を受けられました。
被災された皆様には心よりお悔やみを申し上げ、一日も早い復興をお祈りいたしますとともに、誠に些少ですが日本赤十字社を通して個人的に義捐金をお送りさせていただきました。

【当日のデータ】
水量:川口ダム放流39t、和食(観測所)-0.44~-0.25m
プットイン:水の花スロープ
テイクアウト:左岸阿南市大井町田舎谷口スロープ
距離:約15km
ボート:SUP
グレード:3級
所要:3時間
四国吉野川(本山・山崎セクション)リバーSUP 2014.07.20
那賀川下りの後、高校野球で有名な阿波池田まで移動して宿泊、翌朝さらに1時間ほど走って高知県に入り現地の大豊町、本山町に至る。

この日は、吉野川の早明浦ダム下流の2つのセクションを午前午後に分けて1日でダウンリバーする。
午前中は、山崎ダムをスタートして穴内川合流までのコース。
台風の影響で水量がやや多めで、瀬は幾分大味になり、ルート取りはかなりイージーになっている。
残念ながらウエーブもなめてしまい、サーフスポットは殆ど無い。
午後からは、地元本山にベースを構え、リバーSUPツアーを実施している「そらみる」さんのツアーと合流して、早明浦ダム下、寺家の瀬から吉田分岐までの本山セクション。
この日は、有名スポットである安土ウエーブでフリースタイルカヤックの大会が催されており、既に大会は終了していたものの、居残りでプレイにいそしむカヤッカーの邪魔にならないように今回は通過するだけで我慢する。
フィンが川底に当ってしまうような浅い瀬がある沈下橋を過ぎて、本山の中心街を縦断しながらいくつかの瀬をクリアしていく。
ログや岩の張り付きに多少注意しなければならない箇所もあったが、総じてフレンドリーなコース。
両セクション共に上記以外で特に注意箇所はなく、ホワイトウォーターのデビューやトレーニングには良いコースである。
比較的午前中の山崎セクションのほうが、下り応えがある。

【当日のデータ】
水量:早明浦ダム放流52t 豊永0.78-0.82m

山崎セクション:
プットイン:山崎ダム下
テイクアウト:穴内川合流
所要時間:2.5時間
距離:約10km
ボート:リジットリバーサーフ用SUP
グレード:3級

本山セクション:
プットイン:寺家の瀬前
テイクアウト:吉田分岐商店脇スロープ
所要時間:2時間
距離:約7.3km
ボート:リジットリバーサーフ用SUP
グレード:2.5級