※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
北アルプス縦走(西鎌尾根-雲ノ平-太郎平)
2014年9月13日

秋の空気漂う9月の北アルプス。3連休にて新穂高温泉から千丈沢乗越まで登り上げ、西鎌尾根、双六、雲ノ平、太郎平、折立までのロングコースを縦走してきた。
(記事:佐藤、写真:佐藤)
■2014.09.13
初日は新穂高温泉から双六小屋のテン場を目指すが最短ルートの鏡平経由ではなく、今回は西鎌尾根を歩くこととなった。秋晴れの中、まずは千丈沢に向けスタート。千丈沢乗越に向かう途中の沢筋から見上げる先に大キレット。連休を利用してキレット区間を縦走する人もたくさんいることだろう。
槍平小屋に到着。快晴により日差し強し。今回、西鎌尾根区間は穂高連峰を背に下るルートをとるのだが、このまま展望が良ければ最高の尾根歩きとなるだろう。
千丈沢乗越到着、・・・した矢先に雲が。おぉ、なんということだ。槍の穂先も隠れていく。西鎌尾根の展望もない。
しかし泣き言は言っていられない。本日のキャンプサイトとして予定している双六小屋まで歩き通さなければならない。展望なき尾根下りスタート。
赤岳の特徴的な岩肌を楽しみつつ、硫黄ノ頭を通過し、樅沢岳を乗り越せばいよいよ双六小屋が見えてくる。展望も少しずつ開けてきている。
樅沢岳から双六小屋への下り。テントサイトにはすでにたくさんのテントが設営されている。我々も早く設営して夕食にありつきたい。・・・今日はさすがにロングコースの1日となった。
■2014.09.14
二日目。昨夜は気温が落ち込み、起きてみるとテントのフライには霜が付いていた。今日は双六⇒三俣蓮華のピークを稜線歩きでつなぐ予定だったが、初日10時間行動し、明日の最終日もそれなりに歩くことを考え三俣蓮華巻道を歩く。この2つのピークはまた今度。
巻道を歩いたので稜線コースに比べれば少ないアップダウンで三俣山荘まで辿り着くことができる。鷲羽岳の展望もバッチリ。
行動時間が短縮されたので山荘ベンチでゆっくりしてから雲ノ平を目指す。途中には黒部源流が。「最初の一滴」はこの上流にある。
雲ノ平のテン場へは祖母岳からスイス庭園側へと、ぐるりと回り込む必要がある。そのため雲ノ平山荘が見えてからしばらくは全然近づいている感がない・・・、代わりに水晶岳の展望をぞんぶんに満喫できるオマケはついてくる。
■2014.09.15
縦走登山3日目。今日は雲ノ平から折立まで歩くのだが、薬師沢を通過する際にいったん下って、登り返さなければならない。特に雲ノ平からの下りでは苔づく岩や木の根で滑らないように注意しながら歩く。なお今朝は見事な朝焼け。
薬師沢到着。沢を見下ろしながらつり橋を渡り、ここでひと息ついたら太郎平に向けて登り返さなければならない。
最後の急登。雲ノ平や歩いてきた山々が再び現れると後ろ髪をひかれる想いだ。
太郎平でお昼を済ませ折立に。今回はメジャーなピークを踏まなかったがそれでも北アルプスの魅力を存分に感じられる縦走登山となった。