※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
滋賀・高島トレイル80km踏破 愛発越~三国岳
2014年5月1日

GW中盤、初夏のロングトレイルを大いに満喫してみようと思い、滋賀県の高島トレイルへ。
高島トレイルとは、日本列島の日本海側と太平洋側を区切る中央分水嶺の中央部にある。古道やかつて使われていた山道を、各地で地元の方々がこつこつと整備し、5町1村の合併とともに出来た、滋賀県高島市のシンボルとなるロングトレイルコースである。
(詳しくは、高島トレイルクラブhttp://www.takashima-trail.jp/
12の峠、12の山を通る80kmの行程を楽しんで歩いてきた。
(レポート:松本、写真:松本、村田氏)
〈5月1日(木)雨のちくもり:愛発越~抜土〉
初日の工程は、トレイル起点となる国境スキー場付近の愛発越(あらちごえ)から抜土(ぬけと)までの4山越え。
小雨ながらも、暑くないため行動しやすい。
さあ進もう!
トレイルは、このような黄色いテープが要所に設置されているものの、これはかなりキレイな方だ。
千切れたり取れたりして目立たないものも多いので、1/25000地形図とコンパスをフル活用することとなる。
雲が多いが天候は回復しつつあり、眼下に琵琶湖が見える。
下界は晴れているかもしれない。
林道と交わる黒河峠付近の沢で、水確保。
昨日も雨だったため、沢涸れの心配は無さそう!
可憐に咲くイワウチワの花など楽しみながら、抜土に到着。
林道脇に、平らでフカフカなテン泊の好立地があるので本日はここで休息。
〈5月2日(金)晴れ:抜土~桜峠〉
2日目の行程は抜土から桜峠まで。
本当は水坂峠までの予定であったが、天候が良いので距離を稼ぐ日とすることにした。
途中、まだ残雪の残るポイントもちらほら。
トレイル最高峰、三重嶽(さんじょうがだけ)に到着!
すれ違う人は少なく、写真を撮っている時にシカ登場。
分水嶺と謳うだけあって、トレイルはとにかく尾根へのアップダウンの連続。
こんな急登も珍しくない。
結局この日は日没後、ライトを灯し1時間歩き、桜峠からR367経由で環境センター前を通り、西に折れた脇道沿いの旧道跡(整地アスファルト!)上で快適な幕営となった。
(水残量に余裕があり、本日補給せず)
〈5月3日(土)晴れ:桜峠~おにゅう峠〉
3日目はおにゅう峠まで。
2日目に距離を稼いだため、木地山峠までだった予定を少し先に延ばす。
新緑がキレイなブナの木。
その中へ吸い込まれていくような感覚。
空気がおいしい!
昼過ぎに木地山峠に到着。
ここでは「木地山」方向に5分ほど下れば、美味しい沢の水が手に入りました!
本日の幕営地、おにゅう峠に到着。
平らな所もたくさんあります。
風が強く寒いので、テントにその辺の石を括り付け、早々にあったかいラーメンを食べて就寝。
〈5月4日(日)晴れ:おにゅう峠~桑原〉
最終日、4日目。
さあ、いよいよ今日は終点の桑原を目指して歩きます!
出発して一時間ほどで水場あり。
大きくて見事なシャクナゲの木がありました!
マメの出来た足裏の疲れを忘れるほどきれいです。
そしてナベクボ峠、三国峠、地蔵峠、岩谷峠を抜けると…
トレイル最終ピークの三国岳(さんごくだけ)へ!
トレイルから少し逸れているので、ザックは下にデポして、
ようやくてっぺんまで登り切りました。
3泊4日で12の峠、12の山を越えた80kmの高島トレイル。
不明瞭なルートも多かったが、その分読図のための最高の勉強になりました。
この後、バスの遅れで乗り継ぎが上手くいかなそうだった所、運転手さんの好意で待ってもらえたりと、地元の方々の温かさを感じながら家路に就きました。