※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
北アルプス前衛 錫杖岳前衛壁 3ルンゼ登攀
2014年2月23日

錫杖岳は四季を通じてアルパインクライマーに人気の岩場。
前衛壁の3ルンゼを登り、時間が許せば北東壁に回り込んで、グラスホッパーの氷瀑に継続しようと試みた。
(レポート:相川 写真:相川、橋本)
アプローチ中に夜が明けて前衛壁に朝日が当たる
3ルンゼ取り付きより、ルートを見上げる。すでに先行パーティがいて、落氷が激しい。1ピッチ目はルンゼの左のベルグラが登れそうだったので、落氷を避けられるそのラインを取る。
写真がつい雪壁登りの画像ばかりなのでわかりにくいが、3ルンゼは切れ込んだルンゼの所々にでかいチョックストーンが挟まったような地形をしている。各ピッチベルグラのアイスや、ドライツーリングセクションなどひとつはピリ辛の部分が出てくる。2ピッチ目も雪壁登りの後、5mほどのベルグラの滝を登り、再び雪壁。
3ピッチ目は氷のトンネルをくぐりぬけて行く、楽しいルート。氷は薄いが、岩に残置ピンがところどころあって、プロテクションに困ることはない。
4ピッチ目は珍しくばっちりスクリューの効く厚い氷瀑を登り岩壁に突き当たるまで雪壁を登る
5ピッチ目は写真の左に見えるドライセクションを登る。ここが全体の核心か。
2本残置ピンがあったので、ここにあぶみを掛ければ容易そうであったが、何とかフリーで越えることができた。雪が少ないと、渋い登りになるだろう。
そのままロープを伸ばしてコルへ。順番待ちに加え、登りでもいろいろと手間取ってグラスホッパーに登るには時間的に厳しいが、せっかくなので見に行ってみる。
コルからは焼岳が美しく見えた。
グラスホッパーは氷結状態も良く、美しい氷瀑だった。今回は触っただけ。
継続で登るには、もっとスピードが必要だなあ。これだけをターゲットに来ても楽しそうだ。
コルまでクライムダウンで戻り、3ピッチの懸垂で取りつきへ