※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
南丹美山川紅葉を求めてリバーSUP
2013年11月17日

錦秋の時期を迎えて美しさを増した、かやぶき屋根の里を流れる美山川の清流ホワイトウオーターをリバーSUPで楽しんだ。(レポート:三宅、写真:三宅・宇都宮)
美山川は、若狭湾へと注ぐ由良川の上流域である。
南北に細長い京都府のほぼ中央の山地に位置し、茅葺き屋根の古民家群で知られる旧美山町を流れる美しい里川である。
冬は豪雪に閉ざされてしまうエリアであるが、特に紅葉がすばらしく、例年シーズンを心待ちにしているお気に入りの川である
この夏(2013年9月)京都方面を中心に各所で甚大な被害を及ぼし、特に京都嵐山の浸水被害の映像がまだ記憶に残るあの台風。美山川も洪水となり、その後として始めてダウンリバーするので、瀬の形の変化や流木など新たな危険箇所の発生を懸念していたが、その点は大きな変化は無かった。
しかし、かなり高い所にまで水が上がった痕跡があり、川岸に沿って建つ別荘とおぼしき家々の中には、土台が抉られて跡形も無くなってしまう程の大きな被害も散見される。住民の方々にはお見舞いを申し上げたい。
今回の主目的である紅葉のほうは最盛期の数日前といった感じで、黄色い葉は散り始めとなっていたが、モミジは色づき始めたところ。しかし、水量がある程度必要なので、バランスを考慮すると今日が正解だった考えたい。
ここに至る道中は素晴らしい紅葉の中のドライブが楽しめたので、十分に満足である。
プットインは道の駅美山ふれあいの広場。
餌釣りの釣り人3名ほど先客があったため、邪魔にならぬよう下流側から入水する。
瀬は意外にしっかりとしていてコース中に多く存在し、レベルとしては奈良吉野川と同じ程度。
サーフィンウエーブも点在するが、総じて浅めで落差もあるので、リジットのボードには不向きだ。
コース中、堰堤を2つ越えなければならないのがこの川の一番の注意点。
水量が少ないと下れないし、多すぎるとこの堰堤が非常に危険な状態になるので、ほどほどの水量でなければならないのだ。
ひとつ目の堰堤は、洪水後の変化で流れがセンターに集まり、堰堤の左岸側のコンクリート面に上陸が可能になっていたので、容易にポーテージ出来た。
ふたつ目の堰堤については特に変化無く、センター左寄りのコンクリート面に直接上陸して越えて行けばよい。
ふたつ目の堰堤直下から長い瀬を楽しめる。
それが終わって美山名水の工場を過ぎると、右岸土手の草原に生えるモミジが現れる。
これが紅葉ダウンリバーのハイライト。表面が赤く色づいているが、奥の葉は緑となっておりグラデーションが楽しめた。
その後は、美山かやぶき美術館前のテイクアウトまで、気持ちの良いせせらぎを流れるように下ってフィニッシュ。

秋晴れの暖かいグッドコンディションを満喫した。
【当日のデータ】
水量:田歌0.63~0.62m
プットイン:道の駅美山ふれあい広場脇右岸スロープ
テイクアウト:美山かやぶき美術館・郷土資料館下流50m右岸スロープ
所要時間:3時間
距離:約8km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級