※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
鈴鹿・御在所岳中尾根バリエーション ウィンタークライミング
2014年2月9日

直前の強力寒波襲来で、錫杖岳のクライミング予定を中止。
代わりに「面白そうなラインがある」というお誘いに乗って、御在所岳へ。既存ラインにとらわれない、アイス&ミックスの5ピッチのクライミングを楽しんだ。
(レポート:相川 写真:村上)
寒波は御在所にはそれほど雪をもたらさなかったようだ。降雪後は激しいラッセルになることもあるアプローチも、大したことはなかった。
1ピッチ目はメジャールートの2ルンゼマイナスの滝と重なる。先は長そうなので、真っ先に取りついた。
氷結状態はよく、快適なクライミング。
2ピッチ目。ここから先はアイスクライマーににぎわう奥又の氷瀑を横目に既存ラインからは外れたラインを登ることになる。
マイナスの滝を抜けたところにある既存ビレイ点から、ほぼ直上し、中尾根ルートとほぼ平行に2ルンゼ奥又の間のスラブ状を登っていく。
プロテクションがかなりプアで、リードは行きつ戻りつ、最後は気合いで抜けて行った。フォローする分にはなかなか楽しいピッチだった。
3ピッチ目は、小さなテラスのビレイ点から、左上するラインと右上するラインのどちらも取れそうに見えた。出だしが容易そうな右を選択。
リードがかなり苦労しているな~と思ってフォローすると、コーナーを回り込んだ先が、ほぼ垂直の凹角。
奥のクラックは凍った土やら、雪やら、草やらいろんなものが挟まっていて、アックスを突っ込めばとりあえずなにやら引っかかるのだが、何に引っかかっているのか分からず結構ドキドキのクライミングに。
4ピッチ目。中尾根ノーマルルートとクロスするように登っていき、最後はチムニーに突入してチョックストーンの隙間から外にはい出す、3Dなクライミングが楽しめた。
残置は全くないこのルートに置いて、このピッチだけ、一か所(ノーマルルートとのクロス地点)しっかりとしたボルトあり。
考えてみれば、たいして必要でもなかったので残置無視すりゃよかった。
5ピッチ目。スラブに載った草付きを登って、途中のチムニー登りが奮闘系。最後は草付きを拾いながら立ち木まで登ってすっきりとトップアウト
1ピッチの懸垂で中尾根P3とP2の間の鞍部に降りることができた。

<使用ギア>
アイススクリュー×2本(マイナスの滝用)
エイリアン~キャメ3番まで1セット