GW 中四国パドルトリップ 中編

2013年4月30日
山口県の清流錦川を皮切りに、広島、高知、徳島と中国・四国地方の川をSUPとカヤックで漕ぎ尽くした。 中編は、吉野川をSUPとカヤックで上流から下流へ。4/30-5/1は上流の早明浦ダム下のコースを2日連続でリバーSUP。5/2は下流の池田ダム下のコースをSUPツーリング。(レポート・写真:三宅) |
||
![]() |
吉野川山崎ダム~豊永リバーSUP 2013.04.30-05.01 広島市内からその日のうちに四国へ移動。翌日から、早明浦ダム下流、山崎ダムから大歩危コーススタートの豊永までの珠玉コースを2日連続でSUPダウンリバー。 |
|
このコース、川相から3つの区間に分けられる。山崎ダム直下のプットインからの前半、瀬は短い間隔で現れる。落差はあまりなく、瀞場は流れており快調に進んでいく。 最初の瀬のみ右に急角度に曲がるのでルート取り注意。ロングライド可能なウエーブもある。 |
![]() |
|
![]() |
||
![]() |
中盤は、少し瀬の間隔が開くが落差は増す。国道から離れ静けさと緑を満喫できる。 | |
![]() |
||
後半、更に瀞場が長くなるが瀬はより大きくなる。大きな瀬が2ヶ所。穴内川合流直後の長い瀬と、大田口である。 150m程も続く長い瀬。ルートは素直であるが、スピードが増す中、ホールや岩をかわしながら一気に下りる。 |
![]() |
|
![]() |
中ぐらいの瀬を一つ越えて、コース最大の大田口の瀬。捕まるような険悪さはないが、これまでの最大落差の中、交互に重なったホールと、流れは瀬の最後、左岸の岩壁にぶつかる。荒れた水面上でバックウォッシュを縫うように進み、最後は左岸に寄らないように中央を抜ける。 | |
大田口を過ぎてひとつ瀬を過ぎると、ゴールの豊永まで2kmの瀞場。 1日目はあいにくの雨。2日目は好天であったが向かい風に苦しめられた。 【当日のデータ】 水量:早明浦ダム放流28-30t 豊永0.41-0.48m プットイン:山崎ダム下 テイクアウト:豊永 所要時間:4時間 距離:約18km ボート:インフレータブルSUP グレード:2.5級 |
||
![]() |
四国吉野川池田ダム下~三野リバーSUPツーリング 2013.05.02 長年の吉野川通いで、大歩危小歩危を目指してただ通り過ぎていただけの区間。興味があったが、なかなか下ることができなかった、池田ダム下の三好病院から道の駅三野までの12kmを下る。 ソロでのツーリングとなったが、ありがたいことにラフトカンパニー・サファリの代表矢野さんに回送をしていただいた。 |
|
多少の瀬があるのは分かっていたが、スピード感を求めてあえてツーリングボードをチョイス。 | ![]() |
|
![]() |
スタートの三好病院の前からいきなりキツ目の瀬である。落水を想定したウエアにしなかったので緊張が高まる。 | |
瀬が終わる度に長めの瀞場。舟脚を活かして着々と距離を消化する。大歩危小歩危とは別の川のような、広い河原と浅い瀬にゆったりした瀞場のコンビネーションが続く。 | ![]() |
|
![]() |
吉野川ハイウェイオアシス付近がコース中間地点。景勝地美濃田の淵であり、コース最大の瀞場。美濃田の淵を越えると、また前半同様の川相になる。 | |
コースを通じて釣り人は、美濃田の手前の瀬で遭遇した一人のみ。堰堤などポーテージ必要な危険箇所も無かった。テトラポッドや高めの三角波や、急ターンが必要な瀬が一部にあるくらいで、全体的にはフレンドリー。 | ![]() |
|
この日の水量では最後の橋(三三大橋)下の瀬のみが、浅くてライニングダウンを余儀なくされた。 それを過ぎると程なく道の駅が左岸に見え、ちょうど中央構造線の露出展示の河岸がゴールとなる。 |
![]() |
|
【当日のデータ】 水量:池田ダム放流35t プットイン:三好病院前右岸 テイクアウト:道の駅三野左岸 距離:約12km ボート:SUP グレード:2級 所要:2時間 |