※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
南紀古座川リバーSUPツーリング
2012年12月22日

水量と暖かさを僅かでも多く求めて本州最南端部の古座川でリバーSUPツーリングした2日間。
釣りや漁業の制約の無いこの時期のメリットを生かして、日本のエアーズロックとして有名な古座川一枚岩や本流の古座川を上回る清流の小川をロングコースで満喫した。
(レポート・写真:三宅)
1日目は、早朝から神戸・大阪から長駆し、本州最南端の潮岬を過ぎ古座に至る。
古座川アドベンチャークラブのベースを訪れ、川や地元情報をお聞かせ頂く。
残念なことに朝までの降水で水は少し濁りがあるため、期待していた古座川ブルーの清流には出会えなかった。
かわりに水深はあるし、この時期は漁業関係の制約がないのでフレキシブルにコースが組める。
そのため、できる限り上流から名勝古座川一枚岩を経て小川合流までのコースとした。
おととしの大水害からの復旧工事が依然続き、随所に工事が行われている。
本流を横切るようにフロートが渡された箇所もあり、よく観察する必要がある。
川は、全体に緩い勾配である割には意外に流速があって瀞場でラクに進んでいく。
瀬のグレードは2級を越えず、初心者でも落水も可とするならば非常によいコース。
ただし、うまく通過しないと危ない目にあってしまうような仮設橋や潜水橋の橋脚があるので注意。
やがて古座川観光のハイライト、巨大な一枚岩が見えてくる。
普通の観光客と違う視点から眺め、触れることができるのも川下りならではである。
一枚岩を過ぎても、時折現れる緩い瀬を楽しみつつ進んでいく。
左岸側から小川(コガワ)が合流すると、そこを明神橋まで遡ってゴールのスロープへ到着する。
その夜は、朝に訪問した古座川アドベンチャークラブで宿泊させていただいた。
2日目は、水位は昨日より下がった代わりに透明度はかなり改善。
支流の小川を、前日同様できるだけ上流からスタートしようと、上流にある名所「滝の拝」まで車を走らせる。
ここはカヤックでも危険を感じる狭いスロット状の滝。
当然下るはずはなく、そこから下流へ戻りつつスタート地点を探す。
川が道路から離れる直前にある椎平橋という吊橋の袂が恰好のスタート地点だった。
そこから古座の本流を2kmほど下るのが今日のコース。
2級の瀬と透明度の高い美しい瀞場がひたすら交差し続いていく。
ただし本流と比べると浅く狭いので少しテクニカル。フィンやボトムを擦りながらもなんとかやり過ごす。
さらに下流に向かい流れが広くなるにつれ瀬が浅くなってライニングダウンを強いられた瀬もあった。
瀞場も本流に比べると流れが遅て漕がないと進まない。
前日ゴールした明神橋が見るまでの後半、皆自然と無言となる。
明神橋の早瀬を抜けると本流に合流。そこからは瀞場でも流れがあって楽に下流へ運んでもらえる。
両岸に奇岩絶景の崖がそびえ、さながらミニ桂林という様子。
しばらくいくと右岸から高く美しい稜線の山が間近に迫る所の左岸がゴールの少女峰の駐車場となる。
【当日のデータ】
1日目
水量:相瀬1.27m
プットイン:蔵土多目的広場
テイクアウト:明神橋
所要時間:3時間
距離:約11km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2級
2日目
水量:上長井0.57m、相瀬1.19m
プットイン:椎平橋
テイクアウト:少女峰駐車場
所要時間:5時間
距離:約18km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2級