※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
奈良吉野川ロングコース リバーSUP
2012年9月23日

前日来の雨で増水。鮎釣りの姿もほとんどないこの機会に、かねてから目を付けていた大和上市から下市までの区間と、それに続けていつもの栄山寺ゴールまでという超ロングコースを選択。(レポート:三宅、写真:三宅)
近鉄大和上市駅の少し上流からスタート。
見晴らし良い広大な河原を広々と流れ、瀞場も期待通り十分に流れており快適、瀬もクラス2程度のものがいくつかある。
鮎釣りのシーズンには釣り人が多く下れたものではないが、降り続く雨と増水の濁りのおかげで人影はほとんどない。
国道169号線と近鉄に沿って流れる前半区間はスムーズにクリア。
下市の町に達すると2つのクラス3の瀬がある。
2つ目のハナハナの瀬はウエーブが出現、サーフィンに興じる。
ハナハナを過ぎクラス2の瀬を1つ通過しすると下市の頭首工である。
ここは絶対に下ってはならない、自動車学校がある左岸からポーテージ。
ここからの後半はおなじみの区間ながら、今日はバリバリのホワイトウオーターとなっている。
増水した瀬のパワーに圧倒され、普段あっさりとクリアできる瀬でしばしば落水の憂き目に遭う。
そうして体力的、精神的にも疲れを意識し始めた頃に到達した芝崎の瀬では、それでも欲張ってウエーブを捉えようと無理矢理瀬の途中のエディに入ろうとして失敗。
さらに岩にボードをわざと掠ってコースを変えようとしたところ、岩に当たって2,3秒でグニャリと岩にラッピングした。
インフレータブルは岩に対して滑りが悪い。咄嗟にポリエチレンカヤック感覚で滑らようとした判断が間違い。
ラップしたボードは、同行者の協力と持参のロープでなんとか解除した。
そこから守りのパドリングに徹するも、疲労困憊のなかくだらないミスし落水を繰り返す。
ようやく辿り着いたアヒルの瀬は、カヤックでは人気のスポットであるが、この日はエントリーが非常に難しくカヤッカーは少ない。
この瀬をクリアして500mほどでゴールの栄山寺に着く。
関西クラシックと言うべきお馴染みの吉野川であるが、水量と楽しみ方に応じて様々な区間を選ぶことができる。
一朝一夕には遊びつくせない可能性を秘めた川であることは間違いないだろう。
【当日のデータ】
水量:五條1.82-1.93m
プットイン:吉野高校前左岸河原
テイクアウト:栄山寺
所要時間:5時間
距離:19.5km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2-3.5級