※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
2012.08.11-15 四国吉野川・奈半利川カヤック&リバーSUP
2012年8月11日

お盆休み前半、腰を落ち着けて5日間の長期滞在。
早明浦ダム直下の本山・大豊セクションでの初リバーSUPダウンリバー、定番の大歩危・小歩危コースのカヤッキング、奈半利川支流小川川の増水カヤックダウンリバー。そして、アフターには本山の阿土ウエーブでカヤックサーフィンと休む暇なく四国の水を満喫した。(レポート:三宅、写真:三宅・岡本)
1日目:吉野川本山セクションリバーSUP&阿土ウエーブ
リバーSUPでの川下り。早明浦ダム直下右岸からスタートし、寺家・阿土の瀬を通って山崎ダムバックウオーター手前までのコース。
阿土ウエーブ水量であったが、クラス2+で水深も川幅も十分なSUPフレンドリー。
ダム放水路からしばらく進むとスラロームコースになっている寺家の瀬に出る。
その次が阿土ウェーブ、カヤックで大会も催される有名プレイスポットの大きなウェーブに豪快に突っ込む。
沈下橋を過ぎてその後は、帰全山公園下の大瀬と上奈呂の瀬があり、寺家・阿土と合わせて4つの主な瀬とその間に快適な流水が続くクラス2+。
アフターSUPは、カヤックに乗り換え阿土ウエーブでプレイを楽しんだ。
【当日のデータ】
水量:早明浦ダム放流61.6-63.8t 豊永0.80-0.92m
プットイン:吉田橋下流右岸
テイクアウト:吉田分岐商店脇スロープ
所要時間:2時間
距離:約10km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2級
2日目:吉野川小歩危カヤック&阿土ウエーブ
小歩危は夏の通常水量という印象。
森囲の瀬下の森下ホールと二段の瀬のホールがいい状態。
予想通りラフトが多く、間隙を縫って大滝の瀬を通過した。
マガリ戸のブーフ岩の下は捕捉されてしまうが、奈落のほうはそのまま行っても大丈夫のようだった。ブ―フ岩の着地で先行のパドラーが捉まったのを見て慌てて左へ回避。
その後、本山に戻って阿土ウエーブでプレイ。
【当日のデータ】
小歩危カヤッキング
水量:池田ダム流入69.19-48.36t 豊永0.77-0.87m
3日目:吉野川大歩危カヤック&阿土ウエーブ
大歩危は、多すぎず少な過ぎずで、ダウンリバーとしては快適なイージー・クラス3。
長い瀞場もそれなりに流れていて困難さも余り感じることなく漕ぎきることができた。
小歩危と比べてラフトは少なく、順番待ちはない。
この日も本山に戻って、夕刻まで阿土ウエーブへ。
【当日のデータ】
大歩危カヤッキング
水量:池田ダム流入69.05-85.95t 豊永0.85-0.76m
4日目:吉野川大豊セクション リバーSUP&大歩危カヤックダウンリバー
リバーSUPで、初日の早明浦ダムからルートを繋ぐべく山崎ダム直下からスタートし、大歩危カヤッキングのプットイン地点である豊永までの区間を漕ぐ。
瀬は本山セクションより若干大きいがルートは素直なものばかりで、6つの主な瀬がある。
若干の釣り人に遭遇するものの、川幅は広く余裕で回避できる。
途中、支流の立川、穴内川と合流して、後半、ザ・ウオール、大波の瀬と少し強くなり、大田口の瀬で締める。
この後に続く約2kmの瀞場は意外と流れており許容範囲内。
ここもクラス2+までのSUPフレンドリーなコース。
水量は阿土ウェーブの60t程度の放水かそれなりの流入であることが望ましい。
時間も早かったので、豊永でSUPからカヤックに乗り換え、本日大歩危コースの友人グループを猛追。
前日に下ったばかりの大歩危である。エディキャッチも省略して、ひたすら進む。
追いつけなかったら回送の当てが無い不安な状況であったが、狙い通り国境の瀬でキャッチアップできた。
【当日のデータ】
大豊リバーSUPダウンリバー
水量:早明浦ダム放流20.1-23.0t 豊永0.85-0.80m
プットイン:山崎ダム下
テイクアウト:豊永
所要時間:2.5時間
距離:約18km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2.5級
大歩危カヤッキング
水量:池田ダム流入75.08-86.73t 豊永0.80-0.77m
5日目:小川川ダウンリバー
奈半利川は、室戸岬から内陸に入った年間降水量3,000mmという日本屈指の多雨地帯を流れる川である。
奈半利川を遡り平鍋ダムを越え、頃よく増水した支流の小川川へ、地元高知のショップ「岩と雪」の岡本さんのガイディングで、千載一遇のダウンリバーを楽しんだ。
川沿いに道が通っているが水面をあまり見ることができず、道路の勾配以外には渓相の見当をつける材料が得られない。
下り始めてからようやく渓相を理解することとなった。
比較的平均的な勾配により、プレイボートで降下できる程度のドロップがテンポ良く現れる。
前半はやや水位が低かったが、ルートを選べは問題無い。
いくつか低いコンクリートの堰を越えるが、これもそのまま通過可能。
コース半ばを過ぎると、左と中央の2つのルートに別れた落差は2.5mほどの大きなドロップがある。
左が通常のルートで浅いが通過は問題無い。
一方の中央ルートは、落ち方を誤ると滝ツボ左側にある窪みに体ごと入ってしまいロールも出来なくなる。
最後に4つ程の瀬が間隔詰まって存在する区間で、ルートを各自自由に取って一気にクリアする。
岡本さんのリードのおかげで、スピード感と長い距離が取れた記憶に残るリバーランとなった。
【当日のデータ】
水位:野友(奈半利川)1.15~1.14m
距離:約10km
所要時間:3時間
ボート:プレイボート
グレード:3.5級