※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
南紀日高川甲斐ノ川&桧皮の滝SUPダウンリバー
2011年11月23日

珍しい11月の大雨で増水した日高川の2つのセクションをSUPで初降下した。(レポート・写真:三宅)
台風12号で大きな被害を受けた南紀日高川へ。椿山ダムより上流の甲斐ノ川と桧皮の滝の2つのセクションは、
カヤックでは何度も下っているがSUPでは今回が初めてである。
1本目は甲斐ノ川である。
スタート地点の堰堤下は、水害の影響で土手が破壊されアプローチができなくなっていたが、そのすぐ下に入川口を見つけてプットイン。
橋の下の瀬やその下の落ち込みは消失。そこから下流も大量の砂利が川床を覆っているようで、総じて瀬は緩くなってしまっている。
以前、甲斐ノ川ウエーブがあった場所は中州ができつつあり、跡形もない状態。
その下のウエーブスポットは水量のせいかどうなのか、緩いポワアオーバーになっている。
そのままほとんどムービングウオーターの中を漕いでゴール。
このセクションは瀬がほとんどなくなってしまい、ダウンリバーとしても、プレイスポットとしても残念だが可能性が失われてしまったようだ。
2本目は桧皮の滝である。
こちらは荒々しく水害の痕跡を残しているものの、瀬に大きな変化は無い。
紅葉した峡谷の中、いくつかの2-3級の瀬を越えていく。
ほとんどの瀬ですぐにニーライディングの姿勢を取ってしまう。早くも峡谷の迫力に負けている。
そうしているうちに渓谷が深くなり、巨岩地帯の核心部の手前に到達した。
状況によってここをポーテージと考え、先ずは一人先行して入口の瀬を越えて右にエディキャッチ。
すると後続の2名はそこで落水してそのまま核心へ突入してしまう。
そこからは三段の激しい落ち込みである。ロープレスキューも機能せず、2名はそのまま下流に消えてしまった。
それを見送って安全策としてはなからニーライディングで突破を試みる。しかし最後のドロップで敢えなく落水。
先行の2名はなんとか無事だったようだ。流してしまったパドルは、対岸のエディに漂っているのを見つけ無事回収した。
態勢を立て直してダウンリバー再開する。
核心部直下のキャンプ場は、吊り橋のワイヤーは切れ、ログハウスは一部土台から抉り取られ、被害甚大である。
川下りとしては、ここから下は大きな瀬もなく、渓相も開くなって来て、ゴールまで流れて終了となる。
[当日のデータ]
甲斐ノ川セクション
プットイン:龍神村鍋坂(R424堰堤下)
テイクアウト:甲斐ノ川保
水量:椿山ダム流入10:30-11:30 36.20~33.10t
距離:約3km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2.5級

桧皮の滝セクション
プットイン:六地蔵トンネル脇(上流側)
テイクアウト:龍神柳瀬保育園
水量:椿山ダム流入12:00-14:00 33.10~34.30t
距離:約5km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3.5級