※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
美濃木曽川SUPダウンリバー
2011年10月8日

さわやかな秋晴れの中、ようやく台風の増水も引いた木曽川の日本ライン下りのコースに沿って約7kmの川下りとなった。
(レポート三宅、写真:板倉・三宅)
太田橋直下右岸にある化石林公園からスタート。
ここは渇水時には1900万年前のメタセコイヤなどの木の化石が観察できる珍しい場所である。
この日は水上からそれらしいものをいくつも見ることができた。
今までSUPで下ってきた川とまったく異なる、広い大きな川である。
カヤックでここを最後に下ったのは10年近く前になるだろうか。
瀬については、カヤックのプレイスポットしか記憶にはないのでほとんど未知の川と同じようなものである。
松ケ瀬を抜けて今日は余裕と考えていたが、
2つ目の大濤の瀬で高い三角波の連続に圧倒される。
立ったまま行こうという初志をあっさり覆して、即座にニーライディングで切り抜ける。
こうも波に落差があると突き上げられた瞬間に振り落とされそうになる。
可児合の手前で左にエディキャッチし、ライン下りの遊船の通過待ちをして、
岸壁にぶつかって右へ曲る流れに負けないよう、流芯のやや右側をインコースでパスする。
西の保、鵜の巣の2つの瀬を越え、奇岩絶景のゴルジュ地帯の瀞場を通過する。
それなりの早さの流れがあるため、瀞場もあまり苦にならない。
観音の瀬は、見た目よりハードな流れであるが、流芯を捉えていればなんとか突破できる。
そして最後の富士ケ瀬の入口にあるカヤッカーの中で0番、0.5番で知られるスポットの間をすり抜けると、また三角波の連続である。
結局、大きな三角波が連続するスリリングな瀬と流れのある絶景の瀞場で、いい意味で期待を裏切られたダウンリバーとなった。
木曽川は年間を通して水深があり泳いでしまっても怪我をする心配がほとんどなく、ドロップがなくホールやストッパーは全て回避可能というSUPには理想的な川と言えるだろう。
【当日のデータ】
プットイン:化石林公園
テイクアウト:桃太郎港
水量:今渡1.40m
距離:約8km
ボート:SUP
グレード:3級
所要:2時間