※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
南紀日高川龍神リバーSUP
2011年8月27日

南紀 日高川龍神SUPダウンリバー
8月というのに活発な秋雨前線により、東海地方を中心に新幹線が止まるほどの激しい降水量をもたらした。
しかし本来この時期は台風でない限り渇水なので、十分な水量がある大河を求め、スタッフの三宅・板倉の両名で1日目木曽川・2日目天竜川というトリッププランをたてていたのだが、急遽転針し、SUPで下れそうな増水河川として日高川の龍神セクションをSUPで初降下した。(レポート・写真:三宅)
水量は十分である。カヤックで通常のスタートとする道の駅「龍神」からさらに7kmほど上流をスタート地点とした。
鮎釣りで名高いこの川だけのことはあり、この増水でも道路から7~8人の鮎釣り師が確認出来たが、この時期ならばしょうがない。出来るだけポーテージしてかわすこととした。
スタートから道の駅までの区間は、取り立てて大きな瀬は無いものの、延々と蛇行して高度を緩やかに下げてゆく心地よい流れである。
下り始めは体の動きがギクシャクしていたが、進んでいくにつれ、ボ―ドコントロールもだんだん慣れてきて、それなりに気持ち良く下ってきた。
しかし、道の駅まであと2~3kmのところで大雨。
龍神セクションは道路沿いに川が流れ、釣りの入川道も随所にあるのでいつでもリタイヤできる。まだ濁りも入っておらず水位も変化が無いので、とりあえず先へ進むことにする。
道の駅を通過するといよいよ本格的に瀬が続き、龍神の温泉街を通り抜けていく。川幅は広くなるが相変わらず水深は浅いので、岩をかわしながら進むテクニカルな区間となる。
温泉街の入口のところで、瀬を抜けるためにブレイスを入れたパドルのブレードが岩にヒット、パッキリと折れてしまった。
パドルが使えなければこれ以上進めない。サーフィンの要領でボードに腹這いになって両手で水を掻き、階段のある対岸へフェリーする。
幸い回送してくれたメンバーに連絡が付いてカヤックに乗り換えることができたので、SUPで続行する板倉と再び水面へ。
そうしているうちに少し水位が上がってきたようだ。しかしこの区間はむしろ少し水量が増えた方が易しくなる。
SUPでの川下りを続ける板倉をカヤックでサポートしながら下っていく。落水もしたが温泉街を突破。支流の小又川との合流で水量が増す次の区間へ進む。
しかし、ここまで頑張ってきた板倉も、龍ホール上の橋の手前での落水でパドルをロストしてしまう。
龍ホール右岸で板倉が上がったあと、パドルの捜索でカヤックで龍神小のゴールまで下ってみたもののパドルは発見できず。
1日で2本のパドルを失う事態になったが、記憶に残る非常に楽しめた川下りであった。
【当日のデータ】
水量:椿山ダム 流入62.1-56.9t、龍神0.89-0.90m
プットイン:県道19号殿垣内から林道へ入ったすぐの橋左岸
テイクアウト1:旅館街最初の橋下左岸
テイクアウト2:龍ホール右岸
最終テイクアウト:龍神小学校
所要時間:4.5時間
距離:約13km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級