※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
北陸宮川雪解け+αビッグウォーターダウンリバー
2011年4月9日

今年の宮川は春の雨に助けられて雪解け+雨増水という形で、ビッグウォーターを楽しめる水量に上昇。
金曜の夜の緊急招集に応じた5名のパドラーで日帰り弾丸ツアーを敢行した。(レポート・写真:三宅)
 
  神通川上流の宮川は、今では地元北陸はもとより関東から中部、関西圏のパドラーまで広く知られている。冬の大雪のおかげでさぞかしダイナミックな雪解けになるだろうと思っていたのだが、一進一退の気温変化のせいで雪解けにピークが見られず、徐々に消えていくた雪代をただ指をくわえて見るほかなかったのだが、週末にかけてのまとまった雨の援護もありなんとか雪解け+αでビッグウォーターとなって今年も訪れることができた。
今回は昨年の成果として水位観測点のデータ取りができており、各人が各々の思惑に沿ったボート選び。久々のプレイボートでの参加、しかも最近手に入れたばかりのフネということで緊張感がみなぎる。
回送で橋の上から鉄橋の瀬をチェック。高さや距離で川の強さの印象がまるっきり変わってしまうのは前回の敗退で得た貴重な教訓である。
今日はデータ的にも見た目にも前回リベンジ(2010年4月4日)と同じくらいで、濁りで強さを増した分を加算してもダウンリバーは可能と判断。
 
  実際に下り始めてみると、いつものことながら弘川幅を目一杯流れる流量の莫大さに驚く。
遠目で見ると大した瀬ではなさそうと思っても、近づくと1つ1つのパーツが巨大でビデオで見る海外の激流そのままである。
瀬の形とは昨年とほぼ変わらずで、注意するポイントやルートにも変更はなかった。
今回は基本的に最後尾を漕ぎ、視界に突然現れる巨大なポワオーバーを回避しつつ、順調にロング、鉄橋、ホワイティなどといった瀬をクリア。
核心部をスカウティング。真ん中のルートは水量次第で川幅一杯のポワオーバーが、突破できるレベルかそうでないか変化する。
私はいつも迷って結局は安全な左ルートを選択してしまうのだが、
真ん中ルートを取ったメンバーも今日はなんとか突破できたようだ。
 
  核心部はもし途中で沈脱してしまうと両岸にシーブやアンダーカットが凶悪な口を広げており、そうなると真ん中を泳いで突破するしかない。核心部の出口は大きく直角に曲がった落ち込みになっている。
これを越えると取り立てて大きな瀬はもうなく余韻に浸る間も短くにゴールとなる。
【当日のデータ】
水量:大沢野大橋2.35-2.42m、古川大橋0.58-0.57m
距離:約9km
ボート:ダウンリバー艇
グレード:4級
所要:3時間
プットイン:宮川町桑野
テイクアウト:高原川合流