※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
雪解けの湖東 神崎川クリークボーティング
2011年2月26日

2月も後半ともなると関西もいよいよ雪解けのシーズンである。折からの暖かさで、雪解けが始まりカヤッカーにとって一年で最も忙しいシーズンである。今年の幕開けに琵琶湖東岸の愛知川上流神崎川を訪れた。(レポート・写真:三宅)  
元々ターゲットにしていたのは、湖西の安曇川とその支流の針畑川。しかし、週中の雨の影響も金曜までで一気に減水。代替案として選択したのが愛知川の支流、神崎川である。いつもの水位計を信じて現地に入ったが、永源寺ダムの水位は少なめ、これはやばいかもしれない。
案の定、川の水量は少ない。しかし、折角来たのだからと、いつもの区間から更に上流へ行けるだけ上をからスタートしてみようと車を走らせる。
雪のため上がれなくなるところまで行って、手近なスロープを発見する。
ここから川にアクセスすると、ちょうど大きな砂防ダムの直下。スタート地点としては申し分ない。
 
  水量は十分とは言えないが、巨岩の間を縫って、コンスタントに1m以上のドロップが続く。
ちょっとした滝落ち気分を味わいながら500mほど進んだところだったろうか、視界が見切れている高さのありそうな滝に来た。何やら嫌な予感がしたので、滝口ギリギリのところでエディキャッチした先行する仲間に待っていてもらって、艇から降りてスカウティング。
これは落ちなくて良かった!落差約2mを水流が綺麗に1つの太い束になって落ちているその滝壺には、こちらにハの地に開いた形で2つの岩がある。
流れはハの字のシーブの中に勢いよく吸い込まれているようだ。確かめると滝壺は深く、滝壺で垂直にピンニングしたまま水が少ないとはいえ滝の勢いを背中に受け、頭も出ないだろう。
 
  気を取り直して再乗艇して、進んでいくが、先ほどの滝の例があるので、慎重にスカウティングをおこなう。
水量は下流に進んでも一向に増えず、なんとか浮かべられる中でのカヤッキングではあるが、コンスタントに小さな滝が続き、滝壷が水量不足で浅い事が多いが、巨岩がシーブやアンダーカットを多数形成して、スピードやパワーが加わると対処不能になるため、この水量でむしろ良かったというのが正直な実感である。
延々つづくドロップをプットインから2kmほど下ったところで、やっといつものコースのスタート地点に到着。ここから少しは水量がアップするかという期待をもって、継続を試みたが、スタートすぐの瀬の水の少なさから、この先の困難を考慮してここで終了とした。
今日のコースは、あまりにリスクが高いので、人に勧めるどころか、自分が再訪することもないだろう。水位:紅葉橋1.47、如来堂1.00