※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
三重 蓮川&櫛田川ダウンリバー
2010年5月9日

三重蓮川&櫛田川ダウンリバー櫛田合流から下を含む蓮ダム下の蓮峡からのセクションで、滝と渓谷を楽しんだ。(レポート・写真:三宅)

 
田植えの水需要に答えるためか、蓮ダムは好調に放水。プレイボーティングに相応しいウエーブやホールが点在するコースを、初夏を思わせる陽気の中満喫した。
コースには蓮峡のゴルジュと、ウエーブのきわめて発生しやすいプレイボーティングに適した斜度の適度な瀬、そして2つの滝がある。今回はメンバーも多くバックアップ体制を取ることができたので、滝にも挑戦した。
 
蓮峡の落差3mの滝は、以前は無かった丸太橋が落ち口に掛けられており、デッキに伏せてやっと通れる高さである。落ち口は幅4mほどでナメ滝のようになっているが、右ルートから壷に落ちる流れに乗った場合、水中へ深くもぐってから強力なバックウォッシュに巻かれることになる。左ルートは浅くバックウォッシュは弱いが、このルートは流れに押されて、向かいのアンダーカットロックへ容易に持っていかれる。落ち口を左から中央へ抜けるラインであれば、上記2つのリスクを避けられると判断。 しかし、丸太橋が邪魔でしっかり漕げないのところが、この滝の難易度を上げている。体重オーバー気味のフリースタイル艇のバウが橋手前のウエーブで跳ね上げられ、くぐり抜けるはずの丸太橋にヒット。危ない目にあいかけたが、なんとか抑え込み、狙ったラインで降下することに成功した。  
  森公園の落差5mの滝は、幅が10mほどで、中央から左にかけて落ち口は滑らかに80cmほど下がってからほぼ垂直に一気に4mほど落ちている。

その滝壺は、2人乗りのダッキーでも捕捉されたのを見たことがあるほどの強いバックウォッシュである。何度か降下した経験から右のラインが定石であるが、今日の水量ではやや水深が足りず右ベタのラインが見えてこない。中央右よりならば可能かと検討。壷のボイルは激しく沈の可能性は高いとみたが、そうなったとしてもアウトフローが確実に出ているので、中央から左にかけての凶悪なバックウォッシュに捉まることはないと判断。緊張感を抑えながら水流が盛り上がる流芯のラインに乗せることに徹する。想像通りボイルで沈してしまったが、アウトフローに乗って無事逃れることができた。
この後、お気に入りの生コンの瀬のワンチャンスウエーブなどで楽しんで滝から3.5kmほど降ってテイクアウトした。 

【当日のデータ】

水量:蓮ダム 放流量: 8.98t-9.00t、田引観測所水位: 0.20m → 0.21m
プットイン:蓮ダム下
テイクアウト:飯高町七日市 川俣郵便局付近の竹薮
所要時間:3時間
距離:約8km
ボート:ロデオ艇
グレード:3.5級