※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
関越 利根川紅葉峡ダウンリバー&照葉峡クリークボーティング
2010年5月2日

利根川紅葉峡ダウンリバー&照葉峡クリークボーティング関東地方のパドラーに定番の春の利根川ダウンリバー、強い流れ求め紅葉峡コースを3日連続で満喫。
さらに2日目には藤原ダムよりさらに上流の照葉峡でクリークボーティング。(レポート・写真:三宅)
 
10数年ぶりに利根川。雪解け水を溜めこんだ藤原ダムが、この時期に行う放流がカヤッキングにベストな水量をもたらしカヤッカーを惹きつける。初日は利根川本流紅葉峡へ、例年に比べるとやや低水位である。全行程に渡って勾配が十分にあるため流速は早い。川床の岩が露出しているせいもあるのか、意外にスポット遊びにはポイントが多い。  
2日目は、朝から移動し上流へ。
先ずは藤原峡へ。10数年前に降ったはずだが全然覚えていない。ダムは4本すべてのゲートを解放、川の入口はいい感じのビッグウォーターを示してカーブして我々を誘っている。メンバーで降ったことがあるのは、記憶があやふやな自分以外に無く、過去に事故があった川ということもあり、念のため心当たりのパドラーに電話、途中でスカウティングやポーテージ可能か聞き込み。その結果、現在の最大水量時には危険と判断しパスした。
  次に支流の照葉峡へ、狭いスロットと滝があるスティープ・クリークである。
プットインは堰堤の下、狭いスロットの上からである。長さ80mほどのスロットは、川幅が一気に狭まり、浅く水を被った岩やホールに進路を妨げられる。パドルの幅よりも狭いところもあり、最後に3mの滝となる。途中で向きを変えられてしまうとリカバリー不能である。まんまと岩に乗り上げ、滝を後ろ向きに落ち、裏返ったまま滝壺のバックウォッシュに捕捉された。ちょっと我慢していれば脱出できるかと思っていたが、カヤックはまったく動かない。 あきらめて息のあるうちに脱艇を決意、滝の気泡が混じった水はPFDの浮力を相殺し、自然に浮かぶことはなく水中で棹立ちとなる。明るい方向(頭上の水面)に向かって水を掻いてなんとか浮上。数年ぶりの経験である。
 
しばらく進むと川幅いっぱいの5mの滝。リバーセンターのルートを選択、落ち口で1mほど下がってからブ―フし一気に飛び降りる。先ほどの脱艇のため動きが硬くなっていたものの無難にクリア。滝壺の捕捉力も大して強くなく、コースも取りやすい。
(写真は、前日下見時、カメラが故障する前に撮影していたもの。)
  そして3mほどのドロップをクリアすると難所の二股の瀬である。上段・中段は左右に流れが分かれており、ルートによってあいだの行き来が可能である。 上段左に水深は非常に浅いがあえてこちらから入り中段右へ抜ける。水量によるが中段の左は嫌らしいキーパーホールになっていおり、是非避けたいところ。先行したメンバーのサインに従ってルートを取り、下段を飛び降りてクリアする。後は渓谷に沿って点在する温泉宿の下を心地よいドロップやザラ瀬が続き、ゴールとなる。
2日目の午後は、再び紅葉峡へ。
前日に比べ水量が多くボイルや反射波が増幅し、変化を愉しみながらダウンリバーを楽しんだ。
 
最終日3日目、帰路の時間を考慮して、更に水嵩を増した紅葉峡へ。
中盤のアキコウエーブで、春増水を想定して持ち込んだビッグボリュームのフリースタイル艇でエアブラントとクリーン360を繰り出す。
僅か2時間のダウンリバー&プレイであったが、値千金。前日よりさらにパワーアップした水圧を愉しみながら渓谷を漕覇した。
 
【当日のデータ1日目】
紅葉峡ダウンリバー
水量:月夜野橋3.44- 3.43、藤原ダム放流46.52-46.66t
プットイン:幸知小学校裏堰堤下
テイクアウト:水上IC上右岸駐車場
所要時間:2時間
距離:約8km
ボート:ロデオ艇
グレード:3級 

【当日のデータ2日目】
照葉峡クリークボーティング
水量:不明
所要時間:1.5時間
ボート:クリーク艇
グレード:4級紅葉峡ダウンリバー
水量:月夜野橋3.63m、藤原ダム放流67.70-67.71t
所要時間:1.5時間
ボート:ロデオ艇
グレード:3.5級

【当日のデータ3日目】
紅葉峡ダウンリバー
水量:月夜野橋3.67-3.63m、藤原ダム放流67.4- 67.54t
所要時間:2時間
距離:約8km
ボート:ロデオ艇
グレード:3.5級