※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
飛騨 小坂川ダウンリバー
2010年4月3日

  雪解けエキストリームダウンリバー、早い流速と激しい落差にスリルを求めて、週末まで降り続いた雨と雪解けで増水した飛騨小坂川へ向かった。

飛騨川支流の小坂川は、御嶽山を水源とする雪解け時期ならではのカヤックフィールドである。
訪れるパドラーは少ないが、以前から知られている川で、今回10年越しの念願、初ダウンリバーとなった。
(レポート・写真:三宅)
他のメンバーも全員初降下につき、まずはプットイン・テイクアウト探しから。過去に降ったパドラーのウェブサイトなどの情報を参考にして、テイクアウトは飛騨川合流に。プットインはそこから6kmほど上流の小坂町落合中川原キャンプ場下の橋とした。
スタートしてすぐに見た目以上の流速に驚かされる。ひとつひとつの瀬の起伏も大きく、岩を乗り越えてゆく水の流れが異様に盛り上がっていたりする。
 
  予告なしに現れた核心部(左写真は下流から撮影)。巨岩とポワオーバーの間をすり抜けるクリークのようなセクション。カヤックからの目線で上流から見れば、リバーセンターと右岸側にある巨岩の間を抜ける右ルートがベストなようだが、事前情報によるとそちらは降下不可とのこと。左ルートをリバーセンターの巨岩をかすめるように大きくカーブしながら降下するルートをとる。実際のところは、先頭をゆく私の場合、核心部と気付かず接近、眺めから危険をなんとなく察知し右の岩陰のエディをキャッチ。しかしすぐ後に続いていたパドラーは、そのまま行ってしまったので、スカウティングをやめ、直ちに追跡、下見なしで核心を降下した。ここの最大のトラップであるリバーセンターの巨岩と、せり出した大ポワオーバーは目前の様子から判断し咄嗟に回避。
追いついて見ると先行のパドラーは、ポワオーバーに巻かれていたらしいが何とか脱出したらしい。無事を確認し、後続にベストルートをサインする。
そのあとも、プレイフルなウエーブやホールと共に、油断のならない瀬が飛騨川合流まで続いた。
澄んだ水と、速い流れ、激しい瀬とプレイフルなスポットに出会う、まさにプレイボーティングの愉しみが凝縮した1本であった。

【当日のデータ】
水位:上呂2.28-2.23cm
プットイン:小坂町落合中川原キャンプ場
テイクアウト:飛騨川合流手前左岸階段
所要時間:2時間
距離:約6km
ボート:ロデオ艇
グレード:4級