※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
滋賀湖西 安曇川雪解けダウンリバー
2010年2月13日

季節限定の雄大なエクストリームダウンリバー、ガラス色に透き通る、重く冷たい雪解け水を満喫した。(レポート、写真:三宅)
今年の雪解けカヤックの開幕は、滋賀県湖西地方の安曇川である。
 
 
安曇川は、京都洛北、百井峠から発し、ほどなく滋賀県で比良山地と丹波高地にはさまれた花折断層を北へ、緩やかに蛇行しながら高度を下げ、最後は滋賀県北西部の高島市で三角州を形成し琵琶湖に注ぐスケールの大きな一級河川である。
国道367号、大津市葛川から高島市朽木まで、ちょうど鯖街道と呼ばれ京都と福井県小浜を結ぶルートに沿った区間が今回のコースである。積雪量が例年より少なかったようで、今回が最初で最後のチャンスとなった。
  プットインは針畑川合流の500mほど上流。
100mほど下ったところから始まる瀬は、高い密度で落差が続く、コース中最長の瀬である。
1m以上の高さのストンと落ちる落ち込みが瀬の入口で、そこから間髪入れずに300mほどを一気に下る。
ハイスピードで岩をかわしながらジグザグにコースをとって下ってゆくには、それなりの経験とスキルが必要だ。
瀬が終わってすぐの支流の針畑川の合流を過ぎると水量は倍増する。
河原は一気に開け、うすく雪をかぶった山地に囲まれた中、まるで大河のような雄大な様相である。
 
  しばらく進むと小さなダムが現れる。
ここは必ずポーテージしなければならない。
左岸からポーテージできる。
コースは全体的に勾配があるので流速は衰えず、小気味良い間隔で瀬が現れる。
一抱えほどの大きさの岩が川床を形成するため、毎年の増水で流動し瀬の形状を変化させている。
  後半に、左岸全面に消波ブロックの入った瀬がある。
岸から押し流された2つのブロックが流れの中央に頭を突き出していて注意が必要である。
流れに負けないようにしっかり右ルートを取れば通過できる。途中のいくつかのウエーブで遊びながら軽快に下って、5つ目の橋が見えてくるとゴールとなる。
  関西の雪解けクラッシッククリークとしてコアなパドラー達に親しまれる支流の針畑川と合わせ、中級パドラーのエキストリームカヤックデビューに最適なゲレンデである。
【当日のデータ】
水量:中村橋-0.38-0.36m
プットイン:葛川森林キャンプ場前
テイクアウト:村井バス停
所要時間:3H
距離:約6km
ボート:ロデオ艇
グレード:3.5級