※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
鈴鹿 神崎川&茶屋川 雪解けクリークボーティング 
2010年3月7日

鈴鹿山脈を背景に琵琶湖までの短い距離を一気に流れ落ちる湖東の川は、雪解けシーズンには格好のクリークボーティングゲレンデである。
愛知川上流の神崎川と茶屋川の2本、巨岩地帯を駆け抜けるスティープ・クリークを楽しんだ。(レポート、写真:三宅)
 
  水位計の情報も条件が変わってしまったのか、雪解け増水のピークを察知できないまま、気がつけば雪はあらかた溶け出してしまったようだった。半ば諦めていたのだが、連日の雨でチャンス到来である。この日1本目の神崎川は、滋賀・三重県境の御在所山付近に源を発する愛知川の支流である。
沢登りでよく訪れるコースからみると、800mほど下流の電力施設の脇からプットインする。
下流には、既に渓流釣りが何名か入っていたので、テイクアウトを核心部すぐ下の堰堤の手前までとした。
スタートしてすぐに腕試しのドロップが続く。そしてしばらくすると高低差が一気に増す核心部に到達する。
核心部は、巨岩の間を水が落ちてゆく文字どおりのスティープ・クリークで、注意するのはピンニング、アンダーカット、ブローチングなどすべて岩がらみのものである。
しかしながら、中段に大きなスペースがあり一息入れることができる。
わずか2kmほどであるが、コースの半分は核心部なので、濃いダウンリバーをすることができた。
 
  2本目の茶屋川は御池川とともに鈴鹿山脈の御池岳に源を発し、神崎川と合流する愛知川の支流である。
電力施設の整備された歩道を使って河原に降りたところからプットインする。
神崎川と似た巨岩系スティープ・クリークであるが、こちらのほうが気が抜けない要素が多い。
岩がらみとログ(倒木)に注意が必要である。
実際、大規模な工事のための仮設橋の支柱や、倒木、アンダーカットロックのため3か所はポーテージした。
道路から見渡すことができる工事現場の前後が核心部である。
今回はやや低水位だったので水のパワーは限定的で余裕をもって取り組めたが、大岩と大きな落差によりシ―ブやアンダーカットがあるため、リスクの高い川となっている。
神崎川合流地点のキャンプ場でテイクアウトした。
 
  【当日のデータ】
水量:愛知川 紅葉橋 1.30-1.43m
距離:神埼川約2km、茶屋川約4km
ボート:クリーク艇
グレード:4級
所要:神埼川0.5時間、茶屋川1.5時間