※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
北アルプス 剣岳 ファストトレッキング
2009年8月9日

標高750mの馬場島より延びる長大な早月尾根は、一直線に2,990mの剣岳山頂に至る。ダイナミックな景観と標高差2,240mをNEW商品のニュウモラップの商品テストを兼ねて楽しんできた。
(レポート:西川 写真:西川)
   
AM4:30 気温12℃ 小雨 後に回復傾向 伝蔵小屋より~    
この先300UPすれば稜線上に立つだろう。この状況、厚い雲ではないが先程激しい雨となりまた何時降られるかわからない。周りはレインの上下を着込んで出発してゆく。とりあえず上下レインウエアで行くか。自分のレインはゴアのパックライト。またベンチレーションもあり、透湿性も高く衣服内気候もコントロールしやすいタイプだ。150UP、暑い~汗は既に噴出し、ベンチレーションやフロントファスナーもオープン状態だ。  
ここでレインに変えてニュウモラップJKに。柔らかさ、ストレッチ、袖を通した瞬間から気持ちよい。のぼり初めてもレインを着ていた時に不快だった、暑さや汗のこもる感じがない、おお~まさに呼吸するウエアだ!雪渓より吹き上げる風や、稜線上を行く風もしっかり防いでくれる。雨もパラパラ落ちるが、浸透することなくしっかりはじく!シャカシャカと摩擦音なんて一切しない。気温も上がってきた、僅かなスペースでザックを下ろす人たちはレインを脱ぐ人たちだ。しかしレインを着てダラリと肌蹴て鎖場を通過する人もいる。どうぞと先を譲っていただくのも申し訳無い程だった。何を着るかも自己責任であるが、こういう快適で安全に行動出来るウエアがあると言う事を皆に知ってもらいたいと思った。  
  また、前日は時折強い雨降る中を、ツエルトⅡにて過ごした。同じようにツエルトを張るグループもいたが、雨で垂れて最初にピンと張られた面影も無く、結露や漏水の為かさかんにタオルで拭いている様子がうかがえた。せめて彼らが防水のシュラフカバーであれば幾分眠れるかも。自分はといえば、生地表面に雨が着くことなどから内部はやや結露したものの、中にたまることは無く、それより通しで縫製した縫い目よりナイロンテープを伝ってポタリと落ちる水滴程度だ。外の屋根中央部分にナイロン袋を置いて解決する。購入前に目止めのグロスを塗ればこのような事も防げるのだろう。今後とも撥水性を維持できれば、雨の日でも快適に過ごせるツエルトであった。もちろん、雨以外や、冬場の仕様に関して今更述べなくても良いだろう。
  早月尾根といえば「ひがつる」日帰り剣の略で、今日もトレイルランナー達が数名すれ違った。自分もそんな事をしていたな~と思い、また挑戦してみようかと。往復8時間切れれば満足だ、これも目標に加えておこう。