※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
南紀 日高川 甲斐ノ川 桧皮の滝、竜神 カヤックダウンリバー
2009年7月12日

日高川は、和歌山県最高峰の護摩壇山に源を発し、山間部を大きく蛇行しながら流れる日本最長の2級河川である。雨が多いこの地域で、水量に応じてダウンリバーのセクションを選んで楽しむことができるパドラーに大きな恵みを与えてくれる川である。当日は、週末前の豪雨の残り水で十分な水量があり、日高川の上流部の3セクションを全て漕ぎ尽くした。澄んだ独特のブルーを帯びた美しい流れの中を、ダウンリバーとプレイ両方で楽しむことができた。(レポート:三宅、写真:三宅、相川)    
 
この日1本目は、日高川甲斐ノ川セクション。「甲斐ノ川」とあるが支流でもなんでもなく、れっきとした日高川本流の1区間である。増水時のみ出現する通称甲斐ノ川ウエーブで有名なセクションである。  
当日もウエーブの出現が期待される水量であったが、先日までの1000tを越える大増水のせいか、ウエーブは消失していた(後日訪れたパドラーからの情報では、ウエーブそのものが消失したらしい)。しかし、約5kmの短い区間ではあるがビッグウォーターのダウンリバーを満喫することができた。
【当日のデータ】
プットイン:龍神村鍋坂(R424堰堤下)
テイクアウト:甲斐ノ川保
水量:55.7t
距離:約3km
ボート:プレイボート・ロデオ艇
グレード:3級
 
  2本目は、日高川桧皮の滝セクション。日高川最大の激流で、昔の筏乗りにとっての最大の難所とされていた(筏で下っていたという当時の筏乗りの腕前は想像するだけで驚愕ものだが)。このセクションは、飛騨川中山七里に似た大岩に絡んだ落差のある瀬の連続で、水の圧倒的なパワーを如実に感じるビッグウォーター・ダウンリバーを楽しむことができた。
  「甲斐ノ川」「桧皮の滝」どちらも、トンネルの恩恵を受け、回送が非常に短時間で済ませることが出来るため、2本セットで楽しむパドラーが多い。
【当日のデータ】
プットイン:六地蔵トンネル脇(上流側)
テイクアウト:キリスト教系の保育園
水量:52.0t
距離:約7km
ボート:プレイボート・ロデオ艇
グレード:3.5級
3本目は、日高川龍神セクション。先の2本が増水のためスピードダウンリバーになったことと、回送の速さにより、時間に余裕があったので余勢を駆って延長戦となった。スタート直後左岸にリエントリー可能なプレイフルなホールがあり、日本三大美人の湯で知られる龍神温泉を通り抜け、軽快な瀬が続いていく。  
後半では、幻のプレイスポット、龍ホールが復活しており、狙い通りのベスト水位で存分にカートホイールを繰り出し、残っていた筋力を使い切った。
【当日のデータ】
プットイン:皆瀬神社
テイクアウト:龍神小学校
水量:49.5t
距離:約8km
ボート:プレイボート・ロデオ艇
グレード:3級