※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
和歌山 湯浅シーカヤック
2009年5月31日

今シーズン初のシーカヤックは、悪天の日本海を避け、晴れと、透明度が高くきれいな海を求めて、南紀湯浅に。湯浅湾は紀伊水道の入り口に位置し、瀬戸内からの流れと黒潮がぶつかり合う豊富な漁場として知られている。宮崎の鼻と白崎海岸に挟まれ、海は比較的穏やかである。島が点在し、上陸すればシュノーケリングに釣りが楽しめ、遊びの幅も広い絶好のシーカヤックフィールドである。また、醤油と有田ミカンの産地でも有名なエリアだ。
(レポート:三宅、写真:金山、三宅、相川)
 
 
西広海岸は清潔な砂のビーチで、出艇に最適なポイントである。
ここから出艇し、沖へまっすぐに2.5kmの鷹島を目指す。鷹島を左周りに外洋へ回り込み、神取鼻を抜ける。磯には渡船で渡った釣り客の姿を多く見る。島の南側の上陸可能な丸石のプライベートビーチでランチ休憩。釣りとシュノーケリングでしばし遊ぶ。
 
 
  鷹島から南西に2.2kmほど漕げば隣の黒島に到着。
島を右回りに内海から回りこむ。
黒島にはいくつか洞門がある。最初に見つけたひとつに上陸して入ってみる。どんどん中いくと、奥に明かりが見える。中は幻想的な雰囲気。
歩いて中を進んでいくと向こうに明かりが。
島の反対側に通じる洞門であった。
 
次は島の最も西にある洞門。
ここはカヤックで通り抜け可能であった。
湾から外洋側へ抜ける流れに乗って、スルリと通り抜ける。
このときは潮のタイミングがよかったので問題なく通過したが、基本的には通過は満潮時前後で外洋も穏やかなときに限る。
   
  洞門を出ると外洋。
内海とは違い、穏やかながらうねりがある中をパドリングし鷹島との間を通って出艇地点の西広海岸へ。シーズン初めということで、トウイングロープ10を使ったレスキュー練習を行った。
トウイングロープ10は、アウトフィッターのガイドなどの現場からのフィードバックを盛り込んだこだわりの製品。ツアーリーダーにはぜひ携行してほしい安全装備である。
シンプルで機能的なショックコード機構は、ロープの長さ調節とショック吸収の両方の機能を備えている。牽引する間隔や艇の長さに合わせ、5mmのポリプロピレンロープの長さを速やかに調節でき、同時に、急激にテンションがかかったとき、ショックを和らげ救助者の体を守るバンジーコードを機構に内蔵している。
フロートによって、ロープ先端のカラビナが沈まないようにしてあるので、手が滑るなどして取り付けに失敗した場合に速やかにリカバーでき安心である。もちろん、クイックリリースベルトによって、緊急時には速やかに解除可能。
 
  西広海岸は遠浅のビーチで、写真を撮っている間に戻ったころには潮が引き、担いで上陸。砂がしまっていて歩きやすい。のんびりと漕いで約13.5km、4時間のショートツーリングはここで終了。