※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
奈良 吉野川カヤックトレーニング
2009年5月17日

雨模様のため予定していた富士登山から転身、春の奈良吉野川をカヤックで楽しんだ。川の水位は渇水レベルであったが、初心者トレーニングとメンバー各自のスキルをブラッシュアップ。スローバックを用いたレスキューの練習をコース途中で行いながらのショートツーリングであった。
(レポート:三宅、写真:三宅、相川)
 
事前に、各部の名称や川の流れのメカニズムなど座学は済ませており、すぐに実技に入る。柴崎の瀬左岸の大きなプール(水溜り)で、基礎ストロークのインストラクションを行う。最初に正しい基本を習い体の動きをマスターすることが上達の早道である。
 
  流れに出て、ストリームイン/アウトの反復練習。先ほどの静水とは勝手が違い最初はぎこちなかったが、次第にスムーズにできるようになる。その間、他のメンバーも時間を忘れて各自の課題に取り組んでいて、気がつけばもう昼過ぎ。
ようやくツーリングがスタート。
コース中盤で、お誂え向きのシュート(瀬)があるのでスローバック22を使って実践練習。この瀬は川幅が狭まり落差もあるので、流れのパワーが集まっており、ホワイトウォーターでのスイムの実践的な訓練に適している。スローバックやゴージュバックは時々練習して、レスキューの確実性とチームの連携を上げておきたい。
finetrackのスローバック/ゴージュバックは袋の形状とロープの抜けが良いようにつけた裏地の工夫で、容易に遠くにロープの長さいっぱいに投げることができる。スローバック22は、ロープの太さが7.5mmと握りやすく、水に浮き、同じ太さの他のフローティングロープと比べても、破断強度は1,100kgと強力である。リバーカヤックに出かけるときはスタッフも常備しているギアである。
 
  関西の主要ゲレンデとしておなじみの奈良吉野川。この日はあいにくの渇水ではあったが、それでもカヤックができる水量と、落差のあるいくつかの瀬がある。それら中で時々出現するマイクロウエーブでプレイしながら下ってゆく。
 
当日は小雨だったが、気温は21度で、レスキュー練習で何度も泳いだのに、水切れのよいフラッドラッシュを活用したレイヤリングのおかげもあり、暖かく快適に一日を遊ぶことができた。
 
【当日のデータ】
奈良吉野川
プットイン:柴崎
テイクアウト:栄山寺
水位:五条 1.08m