※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
紀伊半島 台高・ツキ谷千尋滝登攀
2008年10月5日

 
  ツキ谷・千尋滝は紀伊半島でも屈指の大きさと美しさを誇る大滝。今回はこの滝の登攀のみにターゲットを絞り変化にとんだクライミングを楽しんだ。
(レポート:相川、写真:相川、竹島、松木)
道路からアプローチはわずか10分。
しかしながら、85mあるその高さ、迫力、造形の美しさのいずれも文句なく大峰・台高エリアでも屈指の大滝の一つといっていいだろう。
 
登攀対象としてもすっきりとしたフェイスから、藪こぎ、ぬめった岩、人工と様々な要素を含み、総合力を必要として非常に面白い。
 
上部の人工ピッチ(日本登山体系ではA2となっていたが、A1が妥当)と、そこにつなぐルートをいかに見出すかがカギ。残置はほとんどなく、カム・ナッツ・ハーケンを用いたナチュラルプロテクション技術は必須だ。
 
 
1P 滝左手の凹角を登る。プロテクションが取りにくい   2P 左手の草付きから、藪を抜けて小テラスへ
 
3P アンダーガバから思い切ったムーブで高度感抜群のフェースへ   4P 出だしすっきりとしたフェースを登り、左手の木立の中へ
 
この先の薄被りの壁を抜けるルートがなかなか見いだせない   5P ようやくルート発見。狭い右上バンドを登り、数m懸垂でテラスへ
 
6P目のA1。人工→フリーへの移り変わりがぬめってかなり嫌らしい   エイド部分を抜けると、一息で抜け口のテラスだ