※BC(バックカントリー)で遊ぶには十分な装備、知識、経験が必要です。安全に注意し、レベルに合ったフィールドで楽しみましょう。
三重・鈴鹿  愛知川支流・渋川沢登り
2005年5月29日

残雪のツアーも十分堪能したので、すぐに沢シーズン突入です。finetarck商品の撮影もあるため、アプローチ時間が短い鈴鹿エリアの短い沢を選びました。ショートコースの割りに、ゴルジュ、淵、泳ぎ、楽しませてくれる滝・岩があり、づっと良い天気が続く暑い中、手軽な避暑となりました。

愛郷の森10:00-12:15林道の橋-(0:30)-愛郷の森
※このコースは、中級者向き(沢3級)のため、経験者の同行、ハーネス、ロープ、カラビナなどの装備が必要です

 

神戸から1時間強でスタート地点に到着。
愛郷の森は、施設利用者以外は駐車禁止なので、道を一番奥まで進み行き止まりの川原の脇に止める。道路からはまったく水が見えない。伏流水のためであるが、少々不安になる。気温がぐんぐん上昇するなか準備をする。「警告」の看板の脇を川原に入りスタート。
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ゴージュバッグ30はクイックレスキューベルトにより体に装着可能。補助ロープとして使用する。
ウエア・装備は、5月でまだ水温が低いかもしれず、泳ぎがあるため、下記を着用した。<ベースレイヤー>
フラッドラッシュスキン ロングスリーブ、タイツ<その上>
フラッドラッシュジップネックジャケット、タイツ
ストームゴージュショーツ

<泳ぐ前に>
一番上にカヤック用のパドリングジャケット

<安全装備>
ヘルメット、ハーネス、PFD(救命胴衣)、ゴージュバッグ30(30mダイニーマコアロープが入ったレスキューバッグ)、カラビナ、シュリンゲなどである
水のない川原を歩く。
1個目の大きな堰堤の左岸を巻く。綺麗な木漏れ日の中、2個目に堰堤は右岸を巻きすぐに川原に降りると次第に渓谷らしくなっていく。
DSC01234.JPG    2個目の堰堤
しばらく遡行すると、景色も一変して水も多くなり深い廊下帯に入る。
深い釜をもつ3mの滝が目の前に登場。
わくわくしてくる。ここは泳いで左岸にとりつき、大きな斜状クラックに上手く体を合わせて突破する。バランスが非常に微妙だ。
この通過は難しいので初心者のメンバーは補助ロープで確保して滝壺を引き上げて通過する。通過すると右岸側の壁のトップにも残置シュリンゲがあった。こちらからでもいけるというとこだ。

DSC01239.JPG    深い釜を持つ3m滝

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ゴージュバッグ30のエンドループをハーネスに固定
正面の滝壺から引き上げた

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次は、大きな釜をもつ2段8mの滝が出てくる。
非常に高い岸壁に囲まれた大釜だ。ここは右岸を巻く。いくつか小さな滝を越えると左岸の支流に3段40mの滝が見える。大きい。
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後ろは岸壁に囲まれた大釜
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流木を歩いて取り付く
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支流の3段40m滝

DSC01270.JPG   3m滝左岸岩棚の上からゴージュバッグを投げる

このあとに3m滝に出る。ここの通過が一番難しい。
左岸に残置ハーケンが2つあり、一つにはシュリンゲも残されているのでここをトライすることに。しかし上部の岩はつるつるで非常にホールドにしくそうである。残置ハーケンにシュリンゲを付け体を上にシフトしてからトライするが、岩が滑ってホールドできない。高さが足りないのだ。アブミがあればなんてことはないのだが。
早速ショルダーで更に体をリフトさせてからトライすると何とか岩棚の上に登ることができた。安全確保のため、後続は補助ロープで確保しながら引き上げる。
DSC01343.JPG DSC01344.JPG   ロープを2m程垂らして投げない手に持ち、利き手でリフティングテープとバック上部を持ち、バックスローハンドで投げる DSC01345.JPG    非常に良く飛ぶ。ここでは飛び過ぎだが、、、
対岸とかにも飛ばすこともできる
DSC01273.JPG   補助ロープをカラビナでハーネスに固定して DSC01274.JPG      ショルダーで体を上にリフトさせてから登る
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使ったあとは、リフティングテープでバッグを体にぶら下げてから、ロープを肩越しに担ぐような形で両手でバッグに収納するので早く収納できる。
そして、ゴージュバッグに入っているダイニーマコアのロープは、水を含まないため、重くならず水濡れによる強度低下がない。沢用補助ロープとして最適。

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このあと、小さな淵を泳ぎ、5m斜瀑を越えると林道の橋が。
まだ、続くと思っていたのであっけない終わりとなった。登り始めて2時間ちょっと。早かった。これならもっとビールを持ってくればよかった。。。お昼とビールを飲んだ後、商品撮影を行い帰路につく。初心者だけには勧められないが、アプローチも近くショートコースの割りには楽しめる沢であった。

DSC01294.JPG   後ろに林道の橋が見える

    商品撮影: 超軽量・コンパクト・モノポール タープ
フライングシェード4

流木1本で設営可能。4人が寝れる大きさで530g。